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『この中に1人、妹がいる!』の感想レビュー(ライトノベル)

2010年08月30日 14時18分45秒 | ライトノベル・小説
MF文庫Jのラノベ、『この中に1人、妹がいる!』(田口一先生原作、CUTEG先生イラスト)が発売中です。
表紙はヒロインの心乃枝。
ヒロインズの中でも、主人公である将悟と早くから関わることになる彼女ですが、おしとやかそうな外見とはうらはらに、実は結構むっつりスケベwという設定なのが嬉しいですね。全裸にパンチラ、裸Yシャツと、かなり大胆&積極的なサービスカットが満載でニヤニヤでした。

タイトル自体と、『在学中に彼女をつくれ。ただし――この中に1人、妹がいる!』というキャッチコピーのインパクトが強かったので、メルマガの発売スケジュールとHPを見た時点で買ってみようかな?と思っていた本作ですが、イラストに人気絵師のCUTEG先生を起用されたこともあって、話題性は十分だったみたいですね。
早くも重版が決定したそうですし、まずは上々の滑り出しだと言えるのではないかと。

お話的には、巨大企業の跡取り息子である将悟が、父親もかつて通っていた名門校へと転入することになって…というところからスタート。
『在学中に伴侶となる女性を見つける』ことが、正式に後継者となることの条件ということで、グループ公認の花嫁探しがはじまる一方、顔を見たこともない異母妹を名乗る人物から、同じ学園に通っていること、実の血縁者であるにも関わらず自分と結婚したがっていることを脅迫まがいに知らされて…という波乱含みの展開です。

いざ付き合って結婚したあとで、実は血の繋がった妹でした!ということがバレたら、グループ的にはスキャンダルですし、倫理的にもアウトなわけで、女の子と仲良くなりたいという願望はありながらも、疑心暗鬼になって手が出せない…というジレンマが本作の見所。
将悟自身は単純に出自的に知名度があるだけではなく、後継者としての英才教育プログラムを一通りこなしており、見た目も性格も悪くない好青年なので、むしろ女の子の方から注目を集めがちという美味しいポジション。
女の子にも歳相応に興味を持っているものの、実妹に手を出してしまったらどうしよう?ということが気掛かりで、据え膳をとりこぼしてしまう様子がニヤニヤ&ちょっぴりお気の毒でした。

今巻では心乃枝と雅のふたりがWヒロイン的に大きく扱われていましたが、その他のヒロインズについても、ひょっとしたらこの娘が妹かも?と思えそうな要素がチラホラと見受けられる感じなので油断出来ませんね。
先輩、後輩その他、顔見せレベルのキャラも多数揃っていますし、いくらでもヒロイン候補は追加できそうですから、某シスプリのように12人から選り取りみどりに!なんていう可能性も大いにありそうで楽しみです。

というか、まだまだ『妹が誰か?』という真実には触れずにベタ路線で進むのかな?と思っていたのですが、終盤にはきちんと妹予想と、その根拠になる伏線の回収が行われていたので好印象でした。
個人的には、お話の設定からこのポジションにあたるキャラが実の妹として出てくるんじゃないかな~?という漠然とした予想はしていたのですが、ちゃんと具体的な伏線が仕込まれていたのに気付けなくて悔しかった件w
ミステリー小説の様な詳細なトリックやら証拠やらが出てくるわけではなく、あくまで読み物としての伏線と情報開示から妹の目星がついていく方向でしたが、濃厚なキャッキャウフフ展開に目を奪われていたので、良い意味で裏切られたなとw

正直なところ、いくら一目惚れにせよ、はじめからやたらと積極的すぎるWヒロインの振る舞いには、少しご都合主義的過ぎないかな?という印象を持っていたのですが、その背景に納得の行く理由がちゃんと与えられていたので感心させられました。
判りやす過ぎるヒントはミスリードなのかな?と思いながら読んでいたので、少し深読みしすぎてしまいましたが、Wヒロインの行動原理や愛情表現の部分については、やや感情的なランダム性は多いながらも矛盾なく説明されていたと思います。
あれ?単巻で終わりそう?と一瞬思ってしまいましたが、2巻以降へ続くように上手く纏められていたのも良かったかと。
妹が特定したと思ったらそうじゃなくて…と思ったら今度こそ!?みたいな感じで、ジェットコースターの様な激しいアップダウンが、後半グイグイと物語に引きこんでくれたので良かったです。
中盤までのダダ甘な感じも勿論捨てがたい魅力なのですが、それだけで終わらなかったところが素晴らしかったと思います。

過激にスイートなラブコメと、ちょっぴりスリリングな犯人当てで2度美味しい作品なのでオススメです。
毎巻きちんとした犯人当ての伏線を張っていくのは、先発組と後続組のヒロインのバランスなどもあって難しそうな予感ですが、そこは田口先生の発想力に期待したいところですね。
お色気イベント部分については、CUTEG先生のイラストが鉄板なので全く不安はないですが、既に半裸も全裸も惜しみなく多用(ここ重要w)されていますし、それ以上のドキドキシチュエーションがどう演出されるのか楽しみです。
妹かも知れないヒロインがどんどん全裸にされていくとか、字面だけ見ると無性に背徳的&胸熱かもw
最早使い古された感もある妹属性ですが、ひとひねりして設定内に取り込むことで生まれた新たな可能性を、このままうまく育てていって欲しいですね。


気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。


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