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ダンジョン・サーベイヤー 遺跡の街の"人間嫌い"の感想レビュー(ライトノベル)

2016年03月02日 21時12分14秒 | ライトノベル・小説
ファミ通文庫のラノベ、『ダンジョン・サーベイヤー 遺跡の街の"人間嫌い"』(嬉野秋彦先生原作、irua先生イラスト)が発売中です。

表紙は、腕利き調査鑑定士のクローとヒロインのラム、新入りのニコルの3人。
古き良きダンジョンRPGっぽい趣きのデザインにグッと来ますね(;゜∀゜)=3ムッハー

お話的には、遺跡が数多く眠る町・キーンホルツに調査鑑定士として赴任することになったウルフリングの少年・ニコルは、道中の山賊から救ってもらった縁で、凄腕調査鑑定士であるクローのチーム・人間嫌い(ミザントロープ)に編入されることに……というダンジョン探索系ファンタジー展開です。

古代の魔導文明の手掛かりやお宝を求めて危険なダンジョンに潜るという設定にロマンティックが止まりませんね(;゜∀゜)=3ムッハー
冒険と言えば旅かダンジョンというのがお約束ですし、謎の組織や大人が裏で色々暗躍しているあたりも渋い&カッコ良くて((o(´∀`)o))ワクワクさせられました。
埋文局まわりの設定については本作の肝となる部分ですし、組織系統や職員達の説明も丁寧で、すんなり世界に入り込むことが出来てよかったです。

男2人と女3人でチームを組んで……となると、基本的にはラブコメがメインになるのかな?と思いきや、ラム→クローへの熱愛っぷり以外は変にハーレム化することもなく、必要以上にベタベタせずにお互いを尊重しあえる距離感で人間関係が築かれているのがポイント。
既に出来上がっていた環境の中にニコルが放り込まれることで新しい風が吹くわけですが、それがチーム全体やニコル本人にとって良い結果をもたらすかどうか、興味深く読み進めることが出来ました。
個性的というか、かなりアクが強い先輩達にもまれながらも、ドロップアウトせずに少しずつ自分の居場所を作っていくニコルの姿が時に真面目に、時にユーモラスに描かれるのが楽しく、決して強くは無いものの、どこか憎めず味のあるキャラクターに感じられたのが(・∀・)イイネ!!

バトル的には、自他ともに認める特別っぷりで無双するクローの活躍はもちろん、複数のガントレットを使ったシェーラの戦い方にもオリジナリティがあってよかったと思います。
金髪碧眼の美少女がポールウェポンを振り回してしまうあたり、普通ならツッコまれるかお約束としてスルーされるかのどちらかになるところですが、ラムの事情が理解出来たあとでは「そういう見せ方もあるのか!(・∀・)ニヤニヤ」と、発想力に目からウロコが落ちましたね。
いやあ、人は見かけによりませんのうw

見かけによらないと言えば、人間嫌いのメンバーもそうですが、大人組のほうも色々と只者ではない感じの人が多くて今後が楽しみですね。
単純な善悪とはまた違った理由や価値観で動いている人が多そうな雰囲気ですが、魔導文明のヒミツの掘り下げとともに新事実が明かされて行きそうで楽しみ。

気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。


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