
MF文庫Jのラノベ、『僕は友達が少ない』(平坂読先生原作、ブリキ先生イラスト)の3巻が発売中です。
シリーズの販売部数が20万部を突破&月刊コミックアライブでのコミック化も決定と、人気と知名度共に勢いづいている感のある本シリーズなのでご存じの方も多いのではないかと思います。
表紙は主人公である小鷹の妹である小鳩。
吸血鬼にして闇の王…だと自称するあたりがストレートに『残念』な彼女ですが、黒尽くめなゴスロリ衣装も、チャームポイントのカラーコンタクトもカワユスなので全然OKですねw
こっちを睨んでいるのか拗ねているのか…といった表情が印象的なイラストですが、表紙を捲ってみると笑顔バージョンのイラストも見られるので要チェック。
こんなに可愛い妹がいるのにマリアにお兄ちゃんと呼ばせるとか、この時点で小鷹リア充過ぎるだろ!と突っ込まざるをえない件w
あんちゃんには強気なのに星奈に絡まれると激弱なあたりも萌え度数高し。
しかも今回はゴスロリ以外の衣装になるシーンも多く…と、活躍っぷりが目立っているのでファン必見かと。
お話的には、夏休みを迎えた隣人部一同がプールに行ったり合宿をしたりと、リア充さながらに夏をエンジョイする展開です。
もっとも、あくまで友達がいないメンバー達なので、友達と仲良く夏を過ごすための予行演習だと自身に言い聞かせているあたりが残念なワケですがw
夏だ!プールだ!!水着回だ!!!のお約束どおり、女性キャラ達の水着イラストがニヤニヤです。
男の娘である幸村も普通に女物水着着用でニーズはバッチリw
それぞれの性格にマッチした水着が華やかで良いですね。
お色気だけではなく、コメディ部分に関しても、個々のエピソードにしっかりとオチを付けながらも、自然と少しずつ話が進んで行くように構成されているのが上手くて好印象です。
読み始めたらいつの間にか最後まで一気読みしてた!という状況になる方も多そうですね。
基本的にキャラの掛け合いで盛り上げつつ、イベントのここぞという場面では、各キャラが小鷹を強く意識している…という部分をしっかりと描いているので、見ていて楽しかったです。
特に、星奈と夜空の恋の鞘当てがかなりクローズアップされてきたのがラブコメスキーには嬉しいところかと。
1巻の時点から夜空の過去について知っている読者としては、漠然とメインヒロインは夜空なのだという認識がある方が多いと思うのですが、今回は星奈の積極的な行動がたくさん見られたので微笑ましかったです。
携帯電話のやりとり1つをとっても、相手が特別であれば想いも特別になるワケで、そんな小さな幸せの積み重ねが恋心を加速させていく思春期特有の嬉し恥ずかしさが、いかにもビバ!青春!!という感じで心地良いです。
実際には、小鷹の方が奥手な分、まだそこまでドロドロしたシリアス展開にはなっていかないだろうと、ある意味油断しつつ読み進めていたのですが、そこにあのラストを持ってくるあたりが確信犯過ぎるw
ついったーでも話題になっていましたが、ラストのイラストはかなりネタバレ率が高いので、あとがき先読み派の方はページを捲るときにお気を付け下さいませ。
個人的には、最終巻か、その直前くらいに来る展開かと思っていたので驚きました。
このラストと、如何にもそれっぽく仕込まれていた伏線を使いながら、どうお話を盛り上げていってくれるのかに注目したいところです。
夜空と星奈の駆け引きが、相手との腹のさぐり合いを基本にしているのに対して、もっとストレートに小鷹の奪い合いをしている小鳩とマリアの様子が良い感じに和ませてくれるのもニヤニヤでした。
文句を言ったりどつきあいをしたりすることも、相手が居るからこそ出来ることなわけで。
1人でどんどん男の娘&アニキの舎弟キャラポジションを形成していく幸村にしても、直球過ぎてちょっと残念な下ネタ連発で『エロいのにエロくない、少しエロいヒロイン』街道を爆走する理科にしても、それぞれが隣人部の一員となることで楽しい学校生活を送れるようになったことが伝わってくるのが良いですね。
本人達は面と向かって認めませんが、ちゃんと隣人部が『友達作り』という目的のために機能しているからこそ、彼ら自身が生き生きと過ごせますし、それを見て読者がホッコリ出来るのではないかと思います。
作品の土台となるテーマにブレが無いことが、上手い具合にはがないシリーズの安定した面白さに繋がっているのかも知れませんね。
気になったかたは是非、チェックなさってみて下さいませ。

にほんブログ村

http://blogs.yahoo.co.jp/whenby2006/trackback/79806/50193998
http://mykaze.sakura.ne.jp/mt/mt-tb-sylph.cgi/10070
http://trackback.blogsys.jp/livedoor/yamata14/52456268
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/3625
http://blogs.yahoo.co.jp/gtjttfg/trackback/1482083/59269001
http://swordian.blog72.fc2.com/tb.php/2879-35c85646
http://merkmals.blog31.fc2.com/tb.php/1130-275e4d49
http://synthetickanzi.blog11.fc2.com/tb.php/243-8422d8e1
http://www.u-1.net/2010/04/09/2114/trackback/
http://kenkenmk2.blog94.fc2.com/tb.php/589-deb8f3c5
http://thesecondstar.blog108.fc2.com/tb.php/327-daf56514
http://raitonoberudokusyo.blog92.fc2.com/tb.php/55-31afbae8
http://hyumablog.blog70.fc2.com/tb.php/2403-b534333d
http://setumizu.blog136.fc2.com/tb.php/203-d93ebd06
シリーズの販売部数が20万部を突破&月刊コミックアライブでのコミック化も決定と、人気と知名度共に勢いづいている感のある本シリーズなのでご存じの方も多いのではないかと思います。
表紙は主人公である小鷹の妹である小鳩。
吸血鬼にして闇の王…だと自称するあたりがストレートに『残念』な彼女ですが、黒尽くめなゴスロリ衣装も、チャームポイントのカラーコンタクトもカワユスなので全然OKですねw
こっちを睨んでいるのか拗ねているのか…といった表情が印象的なイラストですが、表紙を捲ってみると笑顔バージョンのイラストも見られるので要チェック。
こんなに可愛い妹がいるのにマリアにお兄ちゃんと呼ばせるとか、この時点で小鷹リア充過ぎるだろ!と突っ込まざるをえない件w
あんちゃんには強気なのに星奈に絡まれると激弱なあたりも萌え度数高し。
しかも今回はゴスロリ以外の衣装になるシーンも多く…と、活躍っぷりが目立っているのでファン必見かと。
お話的には、夏休みを迎えた隣人部一同がプールに行ったり合宿をしたりと、リア充さながらに夏をエンジョイする展開です。
もっとも、あくまで友達がいないメンバー達なので、友達と仲良く夏を過ごすための予行演習だと自身に言い聞かせているあたりが残念なワケですがw
夏だ!プールだ!!水着回だ!!!のお約束どおり、女性キャラ達の水着イラストがニヤニヤです。
男の娘である幸村も普通に女物水着着用でニーズはバッチリw
それぞれの性格にマッチした水着が華やかで良いですね。
お色気だけではなく、コメディ部分に関しても、個々のエピソードにしっかりとオチを付けながらも、自然と少しずつ話が進んで行くように構成されているのが上手くて好印象です。
読み始めたらいつの間にか最後まで一気読みしてた!という状況になる方も多そうですね。
基本的にキャラの掛け合いで盛り上げつつ、イベントのここぞという場面では、各キャラが小鷹を強く意識している…という部分をしっかりと描いているので、見ていて楽しかったです。
特に、星奈と夜空の恋の鞘当てがかなりクローズアップされてきたのがラブコメスキーには嬉しいところかと。
1巻の時点から夜空の過去について知っている読者としては、漠然とメインヒロインは夜空なのだという認識がある方が多いと思うのですが、今回は星奈の積極的な行動がたくさん見られたので微笑ましかったです。
携帯電話のやりとり1つをとっても、相手が特別であれば想いも特別になるワケで、そんな小さな幸せの積み重ねが恋心を加速させていく思春期特有の嬉し恥ずかしさが、いかにもビバ!青春!!という感じで心地良いです。
実際には、小鷹の方が奥手な分、まだそこまでドロドロしたシリアス展開にはなっていかないだろうと、ある意味油断しつつ読み進めていたのですが、そこにあのラストを持ってくるあたりが確信犯過ぎるw
ついったーでも話題になっていましたが、ラストのイラストはかなりネタバレ率が高いので、あとがき先読み派の方はページを捲るときにお気を付け下さいませ。
個人的には、最終巻か、その直前くらいに来る展開かと思っていたので驚きました。
このラストと、如何にもそれっぽく仕込まれていた伏線を使いながら、どうお話を盛り上げていってくれるのかに注目したいところです。
夜空と星奈の駆け引きが、相手との腹のさぐり合いを基本にしているのに対して、もっとストレートに小鷹の奪い合いをしている小鳩とマリアの様子が良い感じに和ませてくれるのもニヤニヤでした。
文句を言ったりどつきあいをしたりすることも、相手が居るからこそ出来ることなわけで。
1人でどんどん男の娘&アニキの舎弟キャラポジションを形成していく幸村にしても、直球過ぎてちょっと残念な下ネタ連発で『エロいのにエロくない、少しエロいヒロイン』街道を爆走する理科にしても、それぞれが隣人部の一員となることで楽しい学校生活を送れるようになったことが伝わってくるのが良いですね。
本人達は面と向かって認めませんが、ちゃんと隣人部が『友達作り』という目的のために機能しているからこそ、彼ら自身が生き生きと過ごせますし、それを見て読者がホッコリ出来るのではないかと思います。
作品の土台となるテーマにブレが無いことが、上手い具合にはがないシリーズの安定した面白さに繋がっているのかも知れませんね。
気になったかたは是非、チェックなさってみて下さいませ。

にほんブログ村

http://blogs.yahoo.co.jp/whenby2006/trackback/79806/50193998
http://mykaze.sakura.ne.jp/mt/mt-tb-sylph.cgi/10070
http://trackback.blogsys.jp/livedoor/yamata14/52456268
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/3625
http://blogs.yahoo.co.jp/gtjttfg/trackback/1482083/59269001
http://swordian.blog72.fc2.com/tb.php/2879-35c85646
http://merkmals.blog31.fc2.com/tb.php/1130-275e4d49
http://synthetickanzi.blog11.fc2.com/tb.php/243-8422d8e1
http://www.u-1.net/2010/04/09/2114/trackback/
http://kenkenmk2.blog94.fc2.com/tb.php/589-deb8f3c5
http://thesecondstar.blog108.fc2.com/tb.php/327-daf56514
http://raitonoberudokusyo.blog92.fc2.com/tb.php/55-31afbae8
http://hyumablog.blog70.fc2.com/tb.php/2403-b534333d
http://setumizu.blog136.fc2.com/tb.php/203-d93ebd06
最新の画像[もっと見る]
-
建築士・音無薫子の設計ノート あなたの人生、リノベーションします。の感想レビュー(小説) 4年前
-
僕と彼女のゲーム戦争10巻の感想レビュー(ライトノベル完結巻) 4年前
-
この恋と、その未来。 ―三年目 そして―の感想レビュー(ライトノベル完結巻) 4年前
-
このライトノベルがすごい!2017の感想レビュー(ライトノベル雑誌) 4年前
-
ロクでなし魔術講師と禁忌教典7巻の感想レビュー(ライトノベル) 4年前
-
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻の感想レビュー(ライトノベル) 4年前
-
神獄塔 メアリスケルター 〜光の在処〜の感想レビュー(ライトノベル) 4年前
-
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?12巻の感想レビュー(ライトノベル) 4年前
-
楽園への清く正しき道程4巻の感想レビュー(ライトノベル完結巻) 4年前
-
覇剣の皇姫アルティーナ11巻の感想レビュー(ライトノベル) 4年前
「ライトノベル・小説」カテゴリの最新記事
建築士・音無薫子の設計ノート あなたの人生、リノベーションします。の感想レビ...
好きなライトノベルを投票しよう!! - 2016年下期に参加させていただきます。
僕と彼女のゲーム戦争10巻の感想レビュー(ライトノベル完結巻)
この恋と、その未来。 ―三年目 そして―の感想レビュー(ライトノベル完結巻)
このライトノベルがすごい!2017の感想レビュー(ライトノベル雑誌)
はじめまして世界。1巻の感想レビュー(ライトノベル)
終末ノ再生者1巻の感想レビュー(ライトノベル)
ロクでなし魔術講師と禁忌教典7巻の感想レビュー(ライトノベル)
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻の感想レビュー(ライト...
神獄塔 メアリスケルター 〜光の在処〜の感想レビュー(ライトノベル)