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STEEL BALL RUN(スティール・ボール・ラン)24巻の感想レビュー(コミック完結巻)

2011年06月03日 13時07分11秒 | コミック・雑誌
集英社のジャンプコミックスから、『STEEL BALL RUN(スティール・ボール・ラン)』(荒木飛呂彦先生原作)の24巻が発売中ッ!です。
表紙には主要キャラの顔のアップが描かれ、なんとも荘厳なオーラを放っていますね。

ジョジョシリーズとしては、遂に第7部SBR完ッ!ということで、注目されている方の人数もいつも以上ではないでしょうか?
実際問題、第8部であるジョジョリオンがスタートしたウルトラジャンプ2011年6月号が完売してしまうほどの状態だったそうで、急遽増刷が決まったとか。
その増刷分が店頭に搬入されるのも、この24巻が発売される今日だったというわけで、



普段単行本派な自分もついつい買ってきてしまいましたw
連載派の方で買い逃された方も、是非もう一度書店をお訪ねになられるのが宜しいかと。


さて、本編のお話的には、大統領を打ち破ったジョニィの前に立ち塞がる最後の敵=別の世界から連れてこられたDIO様のスタンド、『ザ・ワールド』の持つ5秒間時間を止める能力をどうやって打ち破るのか?そして、レースの勝利者と遺体の行方はどうなってしまうのか?という全ての問題に決着がつく見逃せない展開です。

第三部において、空条承太郎が『スター・プラチナ』で時を止め返して勝利したのは、今でも語り草になる名シーンなわけですが、時を止める能力をもたないジョニィがどうやってこの絶対的に不利な状況から逆転できるのかと、ページを捲る手も『ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!!』状態にならざるを得ないッw

『無限の回転』を身につけたジョニィではありましたが、相手はあのDIO様なわけですし、前巻のラストから既に先制攻撃を食らっている状態からスタートだったので、どちらが勝つのか全く予想がつきませんでしたね。
どんな絶体絶命の状況からでも華麗に大逆転!するというのがバトル漫画終盤においての醍醐味なわけですが、ナイフだけでなく、ワイヤー、ガソリン、ピストルといったアイテムまで駆使して確実にジョニィを始末しにくるDIO様、マジ半端ねぇっす!
その勝利への執念(まさかのスタイリッシュ○○切断とか、普通なら完全に敗北フラグなところからはいあがってくるDIO様、そこにシビれるッ、憧れるゥーッ!!)は、ぶっちゃけジョニィ以上だったといっても過言ではなく、だからこそ、異例のこの決着にも説得力があったと思います。

型にはまらない展開に加えて、更に『その先』の驚くべき結末が描かれる流れは正に予想外&圧巻のひとこと。
目からウロコどころか、空裂眼刺驚(スペースリパー・スティンギーアイズ)が飛び出すかと思いましたw

単純な熱血大勝利パターンでは味わえない独特の無常観が貫かれていたというか、一抹の空虚感を感じさせつつも、締めるところはきっちり締めて世界観を見事に描ききるそのセンスは、やはりベテラン漫画家である荒木先生ならではのものだったと言えるのではないでしょうか。
というか、終わってみたら某キャラ無双すぎる件w

また、第七部ラストということもあってか、作中にいわゆる『ジョジョ立ち』が登場する頻度がいつも以上に多くてテンション上がりましたw
扉絵だけではなくシリアスなシーンで“ギンギラギンにさりげなく”とでもいうべきタイミングで炸裂する『ジョジョ立ち』にニヤニヤせざるを得ないッ♪
不自然というほどではないのですが、唐突に電柱に腕を回しながらセクシーに立つルーシーや、時を止めて攻撃を仕掛ける瞬間にポーズをとりながらドヤ顔をキメる『ザ・ワールド』は必見かとw

入魂の作画や、絶妙なシナリオ運びは、今回もディ・モールト(非常に)ベネ(良し)!と叫ばずにいられない出来映えだったので、予想以上に大満足でした。
しかも、間を開けずに第8部ジョジョリオン開幕ということで、まだまだジョジョ熱は冷めやりませんね。
今後も末永く楽しませていただきたいと思います。


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

荒木飛呂彦先生の公式サイト[JOJO.com]へはこちらから

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