緑の切妻屋根の家が建つ

60代も後半になり、ひょんな事から一人住まいの実家を建て替えることになりました。

黒潮をさかのぼって紀伊半島を巡る旅 花の窟神社と一泊目の宿

2018-04-16 12:22:46 | 日記
花の窟神社は鬼ヶ城から1kmくらい国道を走ったところだった。駐車場は国道から斜め右にはいっている道ぞいにある。車を置いて国道に沿ってしばらく行くと、右に入る道があり、その道を折れたすぐ右側に参道があった。反対側は道の駅になっている。参道は鬱蒼とした木々の中を進むと2~30メートル先に社殿ではなく、御神体の数十メートルはあろうかという大きな岩があった。花の岩屋神社は伊邪那美命が火の神である軻遇突智命を生んだとき、陰部をやけどしてなくなってしまったその遺体を埋葬した場所だという。なので、御神体は伊邪那美命でその反対側に軻遇突智命を祀った場所がある。御神体の岩の前には濃いピンクのツツジが真っ盛りだった。軻遇突智命は私の産土神でもあるのでなんとなく縁を感じた。二柱の神様にお参りしたあと、参道を戻るとき途中にお稲荷さんと龍神さんがまつってあったので、そこもお参りした。大きな岩のてっぺんから綱を境内の松につなぐお祭りがあったあとらしく上に綱がありそこに、いろいろ花を飾るから花の窟と言われるということだった。
 国道に出ようとすると信号があるが、いつまでたっても変わらないので、右斜めに入った道が、国道に沿っているようなので元来た道の方に戻っていくと、ちょうど国道につながるところに一日目の宿の熊野青少年の家があった。今日の泊り客は私一人のようだった。さすが紀伊半島の南のせいか暖かく、エアコンのリモコンを渡されたが、朝少し入れただけで使うこともなかった。4人用の二段ベッドと畳に敷けるよう布団が2組あった。畳に布団をひいてもいいと思ったが、下の段のベッドを床にすることにした。お風呂は小さい方のお風呂が用意されていたがそれでも、一度に4人くらいは入れそうな大きな浴槽で、温泉には入ってきたけれどせっかくなのでもう一度あたたまって寝ることにした。シーツは長方形の二枚の布の縦の片方を途中まで横は全く縫ってなく多分その間に入って寝る感じだろうなと思われるものだった。掛け布団は羽毛のようだが少し寒く感じたので車から小さい毛布を持ってきて体の上にかけるようにするとちょうどよかった。
 夕食は近辺にあまり飲食店がなく、少し戻ったところのすき家だったのが残念だった。



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