グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

土用の丑

2010年07月26日 20時53分08秒 | 美味しいぐんま
本日、土用の丑の日。
日本中の鰻屋さんは今日一日、てんてこ舞いの忙しさだったでしょうね。
土用の丑の日に鰻を食べるようになったのは、平賀源内が繁盛していない鰻屋にお客を呼び込むにはどうしたらよいかと相談されたときに、「本日土用丑の日」と書いた紙を店の入り口に貼るようにとアドバイスし、それが大当たりしたのがきっかけと言われています。

この説が真実とすれば、夏の土用の丑の日に鰻を食べる習慣は、クリスマスやバレンタインデー、最近の恵方巻きのように、業界の作戦に消費者がまんまと乗せられたと言えるかも知れませんが、暑くて食欲の落ちる時期に、滋養強壮の代名詞にもなっている鰻を食べると元気が出るような気がしますよね (^^)

城沼湖畔にある川魚料理の店「せきぐち」

地元で人気のお店です。

群馬県は海なし県としては意外に川魚を食べる文化が貧弱な土地柄なのですが、「鶴舞う形の群馬県」の、鶴のくちばしにあたる館林市や邑楽郡では、昔から地元で獲れる川魚を食べる食文化があり、川魚料理店がたくさんあります。
しかも、嬉しいことに前橋や高崎のお店よりもお値段もお手頃なんです (^^)

今回は鰻重とあらいを注文


上鰻重 1,600円

ふっくらと、そして香ばしく焼き上げられた蒲焼きは、美味し~い!
タレも甘すぎず、すっきりとした味わい。
これでお値段1,600円は安いです。

あらい 450円

魚臭さはまったくありません。さっぱりしていて美味い!
鯉は臭いと思って、食わず嫌いの人は是非お試しを。

川魚料理 せきぐち 館林市当郷町1975


Please click here
   
にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 群馬県情報へ
にほんブログ村 ブログランキングに参加中です



ところで、ウナギは身近な魚でありながら、詳しい生態は謎に包まれていました。
ニホンウナギの産卵場所がマリアナ海嶺のスルガ海山付近であることが分かったのは、つい最近、数年前のことです。
また、日本で養殖されている魚のほとんどは人工的な種苗生産ができますが、うなぎ養殖の種苗は、全て沿岸で採捕された天然のシラスウナギです。ですから、今シーズのようにシラスウナギが不漁になると養鰻業者は大変ですし、国産鰻の値段が上がって消費者にも影響が出ます。
しかし、三重県にある養殖研究所では、実験レベルですが世界で初めてニホンウナギの完全養殖に成功しています。実用化されるには、まだまだクリアすべき多くの問題が残っていますが、将来は完全養殖のウナギが市場に出回るでしょう。

世界初の「ウナギの完全養殖」、ついに成功! 養殖研究所


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
鰻・・・ (DT12A)
2010-07-27 06:23:17
生態が不明な割りに、乱獲しているなぁ・・と、子供心に思って早40年(笑)

安定と絶滅防止の為にも、是非養殖技術が確立する事を願ってます。


・・・にしても、上うな重で、1600円とは・・・・安い。
こちらで、上うな重は、最低2000円からですね。
DT12Aさんへ (こにタン)
2010-07-27 23:52:59
ニホンウナギが絶滅危惧種になる前に
完全養殖が実用化されるとよいのですが・・・

こちらでも、他の地域では、この値段でうな重を食べることはできません。
この地域では、昔からウナギをはじめとする川魚を食べる習慣があったので
今でも庶民的な価格でうなぎを食べられるのだと思います。

コメントを投稿