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読んだのは結構前になります。
所々NHKにようこそ!に似ているようで、こっちは作者の体験談というのが笑って良いのかどうか微妙なところ。
作者の大学生の時の話には、失礼な事に爆笑しました。
ところで、この表紙なんかちょっと気になるところがありませんか?
え?レイ?
確かに、安倍吉俊がレイ描いてる時点で思うところのある人も多々いらっしゃるかと思いますが、私の感じている問題はそこではなく、そのレイがどういう場所にいるか、という所にあります。
押し入れからこっちを見ているレイ、これ、ドラえもんに似てないですか?
押し入れに住んでいるという設定は、ドラえもんと被ってますが、これが偶然ではないとしたら?
そう考えると、実はこの小説の内容もなんかちょっとドラえもんっぽく思えてきました。
のび太の場合:ジャイアンにいじめられる→ドラえもんに助けを求める
滝本氏の場合:現実にいじめられる→レイに助けを求める
どちらもなんだかんだと文句を言いながら最終的には助けちゃうし、話はループするし・・・。
違うのは、ドラえもんのいるのび太を羨ましく思うことがあっても、レイのいる滝本氏を羨ましく思う事は無いという点でしょうか。
何でかな、ドラえもんよりは現実的なのにね。
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