どこかのだれかがだらだらと

ゲーム(主にセブンスパイラル)やら様々なネタについてだらだらと綴る、暇人向けブログ。

カバー色々

2006-07-17 03:27:07 | Weblog
角川文庫を2冊読むと、カバーがもらえるらしいです。
ケロロ軍曹とオリジナルに惹かれます。

こんなカバーを発売するらしいです。これ、買ってもどうせ家の中でしか使えないからカバーの意味が半分くらいしかありません。

いくつかの書店で配っているブラジャケはなかなか素敵な物が多く、おすすめです。
しおりも付いていて、機能的にもなかなかです。
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現実逃避がとまらない

2006-07-17 03:04:16 | Weblog
時間があるなぁと思うと、ついつい本に手が伸びてしまいます。
というわけで、最近読んだ本の紹介。

小指の先の天使

早川書房

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短編集なので寝る前に一編だけ読む事が多かった『小指の先の天使』ですが、寝る前に読む物じゃないですね。人間の意識が・・・カクン。仮想世界が・・・カクン。という感じで、読んでいると私の意識が失われる(寝てしまう)のが非常にまずいです。
そうか、SFっていうのは読むのに気構えがいるのか、と警戒モードになってしまうほどに考えさせられる内容で、戦闘妖精雪風に手をつけるのが楽しみになる反面、さて、私が読んで分かるのだろうかという不安も生まれてしまったのですが、いずれにしろこの夏は新しい読書体験ができそうです。

GOSICK―ゴシック

富士見書房

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『ブギーポップ』『小指の先の天使』は表紙でなくて、なんでこっちは出るの?
『GOSICK』。はいはいゴスロリゴスロリ。
富士見ミステリー文庫って初めて読んだのですが、まぁこんなものかなぁという印象。
特に驚く事もなく、でもまぁ一応先気になるし、という感じで最後まで読了しました。
あんまりミステリーとして期待してなかったので、それがかえって良かったのでしょうか。
実は一番の謎は、
まるで老人のような、しわがれて低い声。小さな体と妖精のような美貌とは、あまりにかけ離れた声。

等と書かれているヒロインの声なのではと思うのでした。
あと、この作者は文の切り方が独特。こういう句読点や三点リーダの使い方は珍しいような気がします。
偶然にも、『小指の先の天使』の解説も桜庭一樹氏でした。

R.O.D―READ OR DIE YOMIKO READMAN“THE PAPER”

集英社

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気になってたんですよこれ。何せタイトルが『R.O.D』、『READ OR DIE』ですよ。
物心ついたときには、ついついお菓子の「原材料名」とか、「明らかに誇張された商品の特徴」とかまで読んでしまう人間としては、もう、タイトルが人生そのものっていうか・・・。
で、内容ですが、主人公、読子・リードマンは紙を使って戦います。
紙です。
本とかからちぎって。
「いや、ありえんだろ」って?いいじゃんそんなの。どうせライトノベルなんだし。
敵もなんか全身に刃物つけてるし、主人公にはなんか暗い過去が設定されてるし、もうなんか全部が全部『ありがち』って言ってしまえばそれで終わりだけれど、たまには良いんじゃないかな、こういうベタなのも・・・いや、紙が武器ってのはやっぱベタじゃないですね。
あと、読子の台詞には共感するところ多し。それから、フランス人とは気が合いそうです。

涼宮ハルヒの憂鬱 (2)

角川書店

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この漫画は不幸だ。何故ならアニメ版があるから。
ストーリーは原作で完璧にわかるし、ビジュアル面ではアニメが完璧な仕事をしてしまった。
じゃあ漫画はどうすればいい?
ストーリーをちょっと変えてみたり、色々努力はかいま見られるものの、どうしてもアニメの影がつきまとう。
アニメと比べれば
アニメと比べれば
アニメと比べれば
そんな言葉が常に頭のなかにあった。こういう見方をしているときに、評価を覆すには相当の魅力が必要だ。
残念ながら、この漫画にはそれほどの魅力はなかった。

ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編 2 (2)

スクウェア・エニックス

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ひぐらしのなく頃に 綿流し編 2 (2)

スクウェア・エニックス

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ひぐらしのなく頃に 祟殺し編 2 (2)

スクウェア・エニックス

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これも原作、アニメ、漫画と3つのメディアで発表されている作品ですが、こちらはアニメより漫画の方がはるかに出来がよいです。何せアニメが酷い出来なので
ちなみに、漫画は鬼隠し編<綿流し編<祟殺し編の順で面白いです。
鬼隠し編はどうも絵をつけると面白さが落ちると感じます。それは謎の性質上仕方のない事かもしれませんが。
綿流し編の最後の方の演出には思わずドキッとしました。素敵。
しかし、鬼隠し編も綿流し編も、明らかに首が変な方向に曲がっちゃってるという共通点があるのは、どこかからそういう指示があったのか、偶然なのか。不気味に思うよりも、「あー、あるよねホラーでこういう演出」と逆にちょっと醒めてしまうのですが・・・。
一番演出が秀逸なのは祟殺し編。漫画にしたことで鬼隠し編同様、圭一の内面と読者のシンクロという点では原作に対して不利になるものの、それを補う文字と絵を使った演出には満足しました。鷹野さんの顔はちょっとキレすぎですが(笑)。
最後の見開きなんか特にステキ。

気になる事が1つ。アニメ、漫画両方に共通する事ですが、どうもレナや魅音の豹変後に違和感が。原作はちょっと顔のパーツが変わるだけだったので、表情は豊かになってるはずなのに、どうも恐くないのは何故?
この事を友人に話したところ、音楽のせいでは?とのこと。
確かに、空気が変わった事を表現するのに音楽は効きますね。なるほど。
でもそれって、漫画はともかくアニメは・・・・・・。

あー、そういやドラマCDもあった。まだ聞いてないや。どーしよー。



最近ライトノベルが多いので、そろそろバランスを是正したいところです。
ていうかね、『小指の先の天使』だけ画像出ないもんだから、並んでる表紙がライトノベルと漫画しかなくて、ああ、この人はこんなんばっかりか、と思われそうなのが非常にアレです。いや、間違ってはないですけどね。

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