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軍兵六農園☆ぐんべいろくのうえん

いのちかおるひとときを ともに。

秋の田のかりほの庵の苫をあらみ 我が衣手は露に濡れつつ

2015-09-12 | 日々の暮らし
最近の我が家のブームは百人一首です。
きっかけはアニメの「ちはやふる」

「ちはやふる」の歌自体は数年前のマイブームの落語で知っていましたが、

その後百人一首までは手は伸びてはいませんでした。
このアニメを見て競技カルタなるものを知り面白そうだと思い
早速カルタとCDセットを買ってきて子どもと遊んでいます。

私の地元北海道では百人一首といえば

こんな達筆で書かれた木の礼で、小学校で冬休みが終わるとカルタ大会を
していた記憶があります。
ちなみに当時の小学生一番人気の礼は


天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ

小学生時代学研のヒミツシリーズという漫画があり親に買ってくれとねだったら
百人一首事典?百人一首のひみつ?どちらか忘れましたがとにかく少女漫画の
絵でげんなりし、百人一首から遠ざかってしまっていました。

 百人一首の一番最初の歌は「秋の田のかりほの庵の苫をあらみ我が衣手は露に濡れつつ」
秋の田の収穫するための小屋に寝泊まりすると服が露で濡れるなぁ、という百姓の
悲しさを歌ったもので、農業者になった今だからこそ身にしみるんです。
ちなみにこの歌、百姓が作った訳では無く天智天皇、若い頃は中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)
蘇我入鹿を殺害するクーデターを起し大化の改新を断行したヒトということも興味深いです。
現在暗記している句はたったの3つ、どこまで覚えられるのか・・・。












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