
◆手前味噌の話し。。◆
週末は見事に諸外国のフェスティバルで埋まった7月。
インドネシア・コロンビア・ブラジルと続いた。
猛暑の中、珍しくコロンビアとブラジルは左大臣も同行。
音楽やダンスに興味のない左大臣は辛かったろうと思いきや…
コロンビアフェスティバルは圧巻の異国情緒に音楽とダンスのサボール。
注釈**サボール:味わいや情感があること**
嗜まない左大臣も伝わるものはあり、見てるだけでも楽しかったという。
そして翌週のブラジルフェスティバルでは、
ゲートを通った時から思いもよらない珍事が。
会場の中に入ると、すぐにブラジル女性が近づいて話しかけて来た。
話す内に彼女が左大臣を母国の人と勘違いしてるのが発覚。
日本人だと分るまで、コチラも??
向こうも「日本人!?」みたいなフリーズ状態。
それからブラジルのお酒や料理を愉しみ、ほろ酔いで散策。
ブラジル銀行の日本人女性2人がアンケートと称して
ワタシたちの前に立った。
彼女達は「ポルトガル語もOKですよ!」と左大臣に。。
またしてもブラジル人に間違えられた。
思い起こせば、左大臣の日本人離れした体躯と色の黒さ・彫りのある顔は
ビジネススーツ着用にもかかわらず、ハワイでも島民に間違えられること暫し。
フェスティバルに来て自分の伴侶がこんな風に見られるんだ!と驚いた。
ワタシの事はよく分ってないとかブツブツ思う日常生活で、
夫婦はお互いの事を素通しで見てるのかも。。と納得した不思議な時間だった。
ブラジルフェスティバルはブラジルを知ってもらおう!みたいな趣旨で、
コロンビアの時の高揚感はなく、あっさり飲み食いで終了。
念願のサンバは8月31日浅草サンバカーニバルを見に行くことに決めた。
◆なぜSalsaを踊るのか?◆
最近フリーダンスを踊りにサルサ場に行くと、この話をする。
しかも相手は男性のみ。
あまりにも面白いリードやリズム感の素晴らしい人に出会うと、
「何か他にやってました?」と訊く。
ダンスに対する思いや考え方が出来てる人は、必ず話しにノッテくれる。
以前ブログで書いたサンバをやる珍獣クンもそうだった。←クリックして下さい♪ブログ「耳を澄ませばラテンミュージック」
社交ダンスからカジュアルなサルサに。
小さい頃タップダンスを習ってサルサに。
サンバをやりながら、サルサに。
ヒップホップからサルサに。
色んなスタイルからサルサに入ってきた彼ら。
様々な要素を入れたサルサで、音を目一杯使い情感のあるリード。
ペアダンスが大きく立体的に見える。
こんな男性に会うと嬉しくなって、訊いてしまう。。
「なぜSalsaを踊ろうと思ったの?」
彼らの答えは
「やってみたら思いの外、難しかった。
即興のダンスなのに、相手との一体感を感じた時の高揚感は気持ちイイ。
ただ踊ってるだけなのに、情感みたいなのがあって、
ラテンの曲には気持ちを癒してくれる何かがある。」
ワタシの「突撃となりの晩ごはん!」的質問にも躊躇もなく照れずに答えてくれる。
そこでお互いが同じカテゴリーの人だと分ると、つい話し込む。
最近はサルサ半分、サルサ談義半分www
◆音を聴かない困ったクン 音を聴く未知数の珍獣クンのその後。。◆
ブログ「耳を澄ませばラテンミュージック」に書かせて戴いたお二人。
困ったクンは、とうとうリズム音痴を克服。
「好きこそ物の上手なれ」の如く、週3ペースでサルサ。
オシャレの基準もサルサで着れるかどうか?で決めてるという。
サンバの珍獣クンは3カ月ぶりで会ったら、バチャータも踊れるように…
彼は教わった瞬間に出来るため、物凄い速さで上手くなってました。
可哀想にワタシに「ずるい!!!」と連呼されてましたが、飄々と喜んでました。
世の中にはこんなスポンジみたいな吸収力を持つ人もいるのネ…
**古くは神への祈りだったダンス。
作物の豊作や無病息災を祈願するために踊った。
それが江戸時代にコミュニケーション深める方法として「盆踊り」が登場。
盆踊りが若者たちの出会いの場になり、恋愛そして結婚へ。
当時の盆踊りはかなり淫靡なものだったらしい。
そして今はというと無機質な社会から解放される癒し、それがダンス。
だから人はダンスを踊りたくなる。
ダンスは時代によって、こんなにも変遷を経てるのネ。
