◇腰痛のエントランスへ。。◇
我が家での積読歴6年の本たち。。
日の目を見なかった本たちの著者は、辺境作家と呼ばれる高野秀行氏。
世界中の辺境やデンジャラスな地域に潜入。
それゆえ、徒歩での超長時間移動も多々ある。
高野氏の爆走する好奇心も凄いが、その体力に驚かされた。
しかも
日本・コンゴ・アマゾン・ミャンマー・中国などを、ほぼビーサンで歩く。
靴下要らずで、洗いは不要という、、究極のゴム草履。
日本でも夏の海辺では履くものの、ビーサンは夏の季語のようなもの。
が、
高野氏のモノグサとビーサン歴は長い。
勝手に推測させていただくと、
大学生~腰痛発症の39歳までおよそ20年…
ビーサンで歩けば歩くほど、腰痛を熟成・・・
コツコツと地道に彼の姿勢を<盗っ人>風情に仕立て上げた。
それが原因で、腰痛の樹海を彷徨うことになろうとは、、
辺境作家にとって腰痛は致命傷…
様々な治療法を求めて無節操な展開へ突入する羽目に。
アナーキーで自由奔放な作家を弄んだのは、唯一<腰痛の森>だった。。。。。
◇ワセダ三畳青春記が生んだ腰痛の樹海・・・◇
高野氏が早稲田の野々村荘にいた11年間の大半は三畳間暮らし。
布団も引く余裕もない狭さのため、寝袋の中で微動だにせず仰向け。
そのうえ、長時間の惰眠を貪る生活。
高野氏の<眠れる森の美女>のような寝姿が、実は腰痛の原因でもあった。
専門家曰く
『腰痛を起こす人は、寝相が良い人』
① 長時間同じ姿勢で寝返りをしないと、腰が圧迫され血流を悪くする。
② 筋肉の衰え…
血流を悪くするため、痛みの悪循環を引き起こす。
腰痛に悩まされるまでは、
ジャングルだろうが、
狭い小屋だろうが、、
寝返りを打たない特技は、辺境の地の探検にはとてもとても有効だった。
だが、、
腰痛を治さない限りは、歩くことも飛行機も乗れない。
治療と完治させるため、
福沢諭吉クンを沢山出動させるも、一向に改善のベクトルが見えず、、
腰痛の森を抜け出そうともがく高野氏。
彼の彷徨ってる場所は、森ではなく、実は樹海だった。。。。
◇寝相の悪い人gumrie 寝返りの真相◇
私自身も学生時代のアパートは、当時でもかなりレトロで珍しい三畳一間。
この本を読むまで、三畳暮らしの体験者は絶滅したと思っていた。
三畳は意外と快適で、なぜか布団も引けたし腰痛にもならなかった。
私は寝相は最低だった。。。。
実家でも、恋人も、みんなビックリするくらい。
寝てるだけならまだしも、
突然、夜中に立ち上がる。
もぉ!!!と言いながら、寝てる人の毛布を略奪。
自分の布団に持って行き爆睡。
寝返りの回数は相当だった、、らしい。
そして現在も寝相の悪さ故、ベットの上の物は片っ端から落下。
朝起きた時の惨状は、我ながらほとほと愛想が尽きるほど。
だが寝相の悪さは、身体の自浄作用でもある。
と、「腰痛探検家」で知った。
目黒の先生のお言葉では
『寝相は悪い方がいいんです
寝返りを打ったり
手足をあちこち伸ばすことで 凝り固まった体を
無意識のうちにほぐすんです』
この本を読んで、
目から鱗というより、思わずニヤリとしてしまった話だった。
◇腰痛は治るのか???◇
生活習慣病とかストレスが原因の腰痛の完治は難しい。
特に日本人は多く、30%くらいが腰痛持ちと云われている。
高野氏の場合は
腰痛へのストレスが凄く、どうせ治らないのならと、、
ヤケクソのように毎日プールで泳ぎまくった。
悪化しても、泳ぎまくってるうちに腰痛がラクになった。
高野氏によれば
水泳は頭から足先までなるべくフラットな状態を保つため、
毎日泳ぐことで、少しづつ修正できたのではないか。。と。
今も腰痛保持者ではあるが、辺境作家としてソマリアに5回も赴いている。
(ちゃんと靴を履き、ベットで寝ている。。。。ようです)
◇踵重心は✖ つま先重心◎◇
欧米人 ラテン人 東南アジアの人は、腰痛持ちが少ない。
なぜなら、彼らはつま先重心だから。
つま先重心は、おしりの筋肉を凄く使う。
腰椎に負担をかけずに、骨盤を上手に使う。
だから彼らのおしりはバーーーンと張り出しカッコいい!!
日本人は踵重心のため、腰痛持ちが多い。
踵重心は腰椎を反らせ、前太ももや大腰筋を硬くさせてしまう。
おしりの筋肉をちゃんと使わないため、扁平尻になる。
因みにサルサダンスは<つま先重心>
プールはどうも…という方、
ベーシックステップを正確に踏むだけでも姿勢は改善されますぞ!!!
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いろいろと教えて下さり有り難うございました。
元気でさえ居れば それで良いんだ!
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おねだりするのは初めてだけど。