5月3日の都築さんのコンガレッスン de salsa は、充実した一日でした。
この日のレポートは改めて記事をUPしたいと思います。
その前日、5月2日に、仙台に行ってきました。
夫の実家が仙台なものですから、何度も訪れた地です。
実家の方々はすで、何年か前に他界されてますので、被災はありませんでしたが、
この目に焼き付けるのが役目と感じて新幹線に乗り込みました。
夫の実家は、旧市街地にあるためか一輪刺しの花瓶が倒れていた程度。
つづいて、お墓参り。一部の墓石がづれていた様子が見て取れましたが倒壊して物は無いようです。
そこから、タクシーに飛び乗り、仙台港付近と報道でよく出ていた若林地区に入りました。
ここで、私が感じたこと。
報道で見ても、私のように現地に入って自分の目で見ても、実は真実は感じ取れないこと。
そんな事を感じました。
冒頭の写真は若林地区です。
夫は子供の頃から何度も行った場所とのこと。
何もありません。
瓦礫もすでに片付けられたいた場所なのかもしれません。
何もなくなった風景は凄まじいものですが、
写真を御覧になんて分るとおり、人は誰も映っていません。
誰もいない被災地は、単なる荒野でしかなく、
営みも、温もりも、慟哭も、見る側の想像力に委ねられます。
私は馴染みのある土地ですから、想像力も働く部分もありますが、
多くの善意の外来者には難しいかなともいます。
願わくば、誰も望まない誤解や短絡が起こらないように・・・。(合掌)
帰路にある仙台の繁華街(直線距離で10キロ程度??)は、まるで渋谷の喧噪のように
明るく屈託がない風景でした
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