今日は世界最大の市場を抱える食文化の心臓部
築地について
私がこの街に足を踏み入れたのは6年前
市場という機構が一般客を受け入れなければ
成り立たなくなった時期だったと思います
場外は土曜日には遠くから観光がてらに来る人
でごった返し、初めて行った時は張り切って
色んな店に入り市場を取り巻く規模に驚かされました
何回か行く内に自分の必ず立ち寄るお店が
出来たんです
まず最初は築地本願寺
えへへ、、、なんとお寺が最初なの
私は信心深い人ではないです。普通、、
どちらかと言えば自力本願
行く理由は建築様式が美しいから、それだけ
築地本願寺は1657年歴史上の大火:振袖火事
で焼失、横山町から海を埋め立て現在の場所
に再建されました
その建物はインド様式の石造りで、礼拝堂は
浄土真宗の造りとなってるそうですが、私には
和洋折衷で落ち着く場所の一つです
ただお参りして、見てるだけ
これ、築地本願寺の廊下です。なんかチャペルみたい
これは隣接してる民家?
まだこんなに綺麗に木造様式で残ってますよ
ちょっと私的には大正ロマンを感じます
どんな方が住んでるんでしょうか。興味津津
この後必ず立ち寄るのがこの「珈琲屋」さん
築地場外の中で一番大好きなお店です
木のカウンターに椅子が5つだけ
出すものは、ネルドリップで淹れた珈琲のみ
木べらでネルドリップの中を攪拌しながら
ホーローのケトルに珈琲を落としていく
横には湯を張った新潟燕三条の金色の大きな
アルミ鍋に温められた白い珈琲カップ
そして白い割烹着のマダム1人がカウンター
の中で黙々と珈琲を立てている
小さな棚にはお孫さんの写真とエバミルク缶
ここの珈琲はミルクはエバミルクなの
最初入る時「大丈夫かな、、」と思いながら
入りました
でも珈琲を飲んで一変
好みの珈琲に思わず2杯飲んでしまいました
で、ふと横のすりガラスに写る白い物体発見
マダムの相棒の女の子の犬がいたんですね
「大人しい子ですね」とマダムに言った時
白い影が激しく尻尾を振るんです
もう私の気持ちはトップギアに入ってしまい
この子と珈琲を飲みたいと言ったんです
マダムは他にお客が居なかった事もあり
「いいですよ」と快諾
3杯目の珈琲はその子と遊びながら飲みました
マダムは朝が早いので仕事がお昼に終わったら
その子と近くの聖路加病院まで散歩に行く事、
そして昔はもっと賑わってた事など話しました
なんかねぇ、、遠山の金さんの気分でしたよ♪
私は別にレトロ趣味ではないですけど
ただこの珈琲屋さんのあったかい感じが良かった
もし築地場外に行かれるなら行ってみて下さいね
この「コーヒー網兼」の後、ランチです
きつねやのホルモン丼(800円)です
ここは11時30分きっかりに販売開始
この丼とビールという人も多いです
ここは歩道にテーブルが置いてあるだけなので
まっ!立ち食いを覚悟して下さい
ここは根強いファンが多いので開店前は並ぶ
のは当たり前です
女性も結構いますよ
ここはとにかくガツガツたべますね~(笑)
これが有名な八丁味噌で煮込んだホルモン丼です
この後に行くのが場内の新橋薬品商会
ここは市場で働く人達にとっては強い味方
冷えの強い場所なので、薬・軟膏・化粧品
どれを見ても一般のお店では扱ってない物ばかり
発送もしてくれるので、2カ月に1回頼んでます
ここに行くとご挨拶をして帰ります
ここの社長とお話した時、まさにオリンピック
招致問題で築地市場移転問題が出てた時でした
多くのお店は移転出来ない状況だということ
選択肢がない状況でどうやって商売を続けるか
本当に大変な局面に来ていると
しかしオリンピック招致は失敗
移転先の豊洲の有害物質の検出などで、
いつの間にか移転問題も保留状態
市場の老朽化や色々問題はあるようです
江戸時代に埋め立てられコツコツ積み重ねられた
食の文化と街並みは存在価値は高いと思います
私は是非、この文化と街は残してほしい
そして再建した築地で遠山の金さんみたいに
楽しみたいと思ってますよ
今日はネバーエンディングストーリーみたいに
書きました。でも書きたかった事なんです
最後まで読んで下さってありがとうございます
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