運を信じる男。。星野仙一＆萩本欽一

◆運を任せた男　星野仙一◆

日本シリーズの第７戦は凄かったとしか言えないくらい、胸が熱くなった。
星野監督のあり得ない采配に応えた、田中将大投手の力投。
プロの勝負の世界で負けるかもしれない賭けに出ることは、まずあり得ない。
それが日本一を決める最終戦では１００％ないはずだった。。

もともと星野仙一という人はパフォーマンスに長けてる人だが、
最終戦９回の決断に痺れた人は多いのではないだろうか。
前夜は誰も予期せぬ田中投手の負け方。。
それにも拘わらず、本人の「最終戦に出たい」という強い意思と
田中投手の運に委ねた星野監督の男気は、野球界のミラクルだろう。

たとえ楽天が日本一を逃したとしても、
観衆の心に深く残る試合になったのは間違いない。
こんなに野球が面白いと感じたのは、新庄がいた日本ハム以来。。

マーくんは、これで大リーグに行くことになる。
野茂投手以来、多くの日本選手がアメリカに渡った。
そして数年活躍し、日本野球界に戻ったり、引退したりと様々。
今も、ただ一人アメリカの人々に尊敬され続けてる選手がいる。
それは彼がＮＹヤンキースにいたことで大きな経済効果とＮＹの復興をもたらした松井秀喜という元大リーガーだ。
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こんな形で開花した田中将大だからこそアメリカの人々の記憶に残り、
リスペクトされ続ける大リーガーになっていただきたい。


◆もう一人の運を信じる男　萩本欽一◆

萩本欽一という人も運を信じてる一人だと思う。
この人のオーデションが独特なのだ。
通常のオーデションの選考に残った者は結果待ちのみ。

だが最終結果はいつ来るか分らないという。
ある日ある時、連絡した時に電話に出た人が合格となる。
その瞬間に電話を取れなかった人は不合格。
最後は、ほぼ逆ロシアンルーレットという運だめし。

運も才能の一つということか。。
スゴイ発想と人に感動を与える人は、運を上手く使ってる人かもしれない。

**松井秀喜　ｉｎ　ＮＹ．．．**

今、松井秀喜は妻子と共にＮＹのマンハッタンに住んでいる。
全ての野球にまつわるトロフィーやグローブ・バットなどは家に置いてない。
そしてまだ日本に帰ることもない。
彼はＮＹの街も人も風景も好きだから、この街にいたいと言う。

ワタシにとってその後が気になる人。
何かが起きると強く信じてるんだけど。。。

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