くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

シパダン Season44 Ep.8 5月4日 センポルナからマブールへ

2011-06-14 22:15:33 |  ダイビング
午前8時、前半組を見送り、船には7人が残った。

1st Dive シンガマタ
センポルナの海は、ゴミだらけ。
そこからボートでわずか10分たらずのポイントである。
私たち2名以外はパスする道を選んだ。
まあ、わかる。
昔、はじめてセンポルナに着き、シパダンへのボートが出るまでの間、ドラゴンインの生け簀を見て時間つぶしをさせられた。ナポレオンが入っている生け簀の水も淀んでいるし、JETTYやレストランから見える海はゴミだらけ。センポルナの海のあまりの汚さに、ここからスピードボートでわずか1時間程度のところにあるシパダンがきれいなはずないと、猜疑心の固まりになったほどだ。

さて、ボートでちょっと走ると、水上に、Singamataとかかれたリゾート(?)が見えてきた。
人の気配は感じられない。
(あとから知ったが、Singamata Adventures and Reef Resortという名でちゃんと営業してる。)
水中は、予想どおり濁ってる。
ここはボルネオの東、セレベス海だが、ボルネオの西、南シナ海である、KK界隈のマムティックなどと似た水の質感、生物相だ。





ヒラムシとギンガハゼを撮ったらオリンパスμはフリーズし、記録は残せなくなった。
ジェリーがみつけた、1センチくらいのお子様カニハゼがいて、超かわいかった。
カニハゼは、見つかったら固まってしまい、しばらく観察。
この子にあえたから、潜ってよかった、と思えた。
でも、もういいや。
KKみたいな感じだし、だったらKKのほうがよい。

エキジットすると、ジェリーが「water here is...」といって、かゆい仕草。
母船に帰ったら、ウェットもしっかり洗ってた。

そういえばトムを見ない。
降りたか?

しばらくすると、ニューゲストを3人乗せて、船は再びマブールへ。


2nd Dive イールガーデン
エントリー前、海はペタペタ。
これでやっと毎年の5月前半っぽい海況に落ち着くのかな?

潜り始めて、まず、アンナウミウシをとろうとしたら、またまたμはフリーズ。
どうもONのままにしておくと、だめみたい。
他に見たものは、フライングガーナード、コブシメ、アオウミガメなど。
あとはエキジットしたら、記憶から消えているようなものばかり。

エキジットすると、ダブルレインボー。
そして、エントリー前とうってかわって、水面はうねりだしている。

帰るとさらに2名追加になっており、どうみても不十分な水面休息のままジェリーがその2人をつれていった。

トップデッキでボーッとしていると、スピードボートがCEに向かってくる。
あれれ?トムがのってる。
やっぱり、降りてたんだ。でも、戻ってきたんだ。


3rd Dive スマート
3本目はトムガイド。
私にとっては激レア。
トムは、ジンベイヒットとか大物運がある。
せっかくのトムなのに、スマートというのが残念。

サザナミイロウミウシとか、


オニカサゴとか、


ミナミギンポとか、


ヒバシヨウジとか、


オニオコゼ系など…。


トムもジェリー同様、さまざま見せてはくれるが、でも、もうスマートはいい…。


リゾート性のまるでないC/Eにリゾート感のないダイブサイト。
せっかくのチャーターなのに、完全なるシパダンウィークにせず、センポルナに戻るスケジュールにしたジスコ。
シパダンでのダイビング機会を計5本失ったことに、立腹。
ブロードバンドが普及し、航空券もホテルもwebで安くとれる時代に、高いお金を払っても旅行会社の企画ものを選ぶのだから、もっと企画力がないとね。

というわけで、不毛な1日だった。

シパダンも、あと2日だけ…。


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