GSゲルマニウム原人の退屈な日々

見わたせば、気になることばかりなり・・

ブルースセッションでもどう?

ぎょうてん屋:町田

2008年05月26日 09時24分51秒 | ラーメンだよ!ラーメン
町田のぎょうてん屋で「ぎ郎」をいただく。

始めての町はそれなりに面白い。むかし、友達の下宿先に遊びに行ったときの感じや、知人の引っ越しを手伝ったとき日常品を買いに行くウキウキ感と言った感じか。この町もにぎやかな駅前になんでも集中してそろっていて、ちょっとその輪から外れると一気に何もなくなる、そんな町の印象だ。

なかなかのラーメン激戦区らしく興味をそそられる店が沢山あった、なぜか九州豚骨系の店が多かったのはどうしてなのだろう?

今回この「ぎょうてん屋」にしたのはあの有名な「二郎」のパロディとでも言えそうな「偽郎(ぎろう)」というナンチャッテ二郎があると聞いたから。二郎と言えば「三田」の本山に代表されるいわゆる「ラーメンではなく[二郎]と言われる食べ物」とまで表現されるギトギトモリモリで、体力の落ちている人は食べてはいけないとまで言われる個性的な物だ。
それを「ニセ」と称して出してしまうと言うのだから冗談として面白いじゃないか。

さて、この店は食券販売機を見れば解るのだが異常なほどメニューが多い♪この町で人気の「熊本ラーメン」も出来れば「醤油ラーメン」「鰹極細麺」「カルボナーラ麺」つけ麺、油麺……2台の、しかもそれぞれ違うメニューの食券売り場の前でひるんでしまう。もちろんそれにトッピングやオプション、ごはん物までちょっとした小宇宙のようなメニューの数だ。

基本的に、カウンターの中で働いているスタッフの動き、お客のチョイスどれを見てもおそらくどのラーメンもある程度の水準は出しているように見える。普通、これほどまでに麺の種類やスープの種類が有ったらいわゆる工業製品ぽさが前面に出てくるはずだが比較的それは感じない。

さて、もんだいの「ぎ郎」だが異常なほどの太麺、三田二郎はここまで太くないし色ももっと黄色い、この太さは小伝馬町ぽっぽっ屋(二郎インスパイア系)に似ている。写真でも解るが割り箸より太いくらいの麺で茶色味も強い、食感は悪くはないがとりたてて味や香りは感じられない。
スープはこれまた二郎と言うには醤油が勝っていて背脂タップリで充分美味いが乳化が弱いせいか若干刺々しい。そしてこれまた二郎と言えばの「野菜」あえて「野菜増し」にしなかったがどうせ似せるならレギュラーでももう少し野菜を山盛りにしてもらいたい。チャーシュウはかなり分厚い脂とろとろの一見美味そうな感じだがあまり味はなく脂の塊を食べているようだ。

二郎をイメージに評価してしまうと所詮は「ニセ二郎」なのだと、まぁパロディだなと言う評価になってしまうが単純に「別のラーメン」と考えるとこれはこれで有りな感じもするのだ。この店のテーブルにある様々な自由に入れることの出来るトッピング「高菜」「刻み玉ねぎ」「揚げニンニク」「胡麻」片っ端から食べつつ加えていく二郎では出来ない楽しみ方♪

充分「ニセ」ではなく「ぎょうてん屋極太麺」で★★★☆☆と言えるだろう。


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2 コメント

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びっくり (SHIMA)
2008-05-26 13:16:48
仰天!?(爆)
ラーメンに見えないんですけど?
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でしょ! (ゲルマニウム原人)
2008-05-26 13:45:37
なので、あえてこの写真を載せたのです♪

最近結構このての麺を使う店に遭遇しているのですが、正直、アゴが疲れます。
何もここまでとは思いますけどね、でもしっかり中華麺なのです。
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