GSゲルマニウム原人の退屈な日々

見わたせば、気になることばかりなり・・

ブルースセッションでもどう?

ぴゃぁ~~♪ピャラピラピラリィ~ィィ♪

2012年04月03日 09時43分41秒 | 徒然なるままに
フーテンの寅さんも、釣バカもだいっきらい♪(山田洋次が嫌い)

いいじゃん、趣味じゃないんだから

渥美清…画面と本人のギャップについてよく言われるし、朝日新聞でもずっと連載コラムで彼についてはここ何ヶ月も取り上げられているから立派な役者さんなんだろうなと。

思うことは思う…でも、彼は残念なことに「車寅次郎」な人だ。高倉健は何をやっても高倉健、たぶんキムタクはなにをやってもキムタク…プライベートでも、と言うのとはまた違って渥美清は「渥美清」と「寅次郎」と「田所康雄」なんだと思うのだよ。

プライベートでも高倉健を演じきれる人はかなり馬力がある人だよな。

渥美さんはそれは出来なかった…たぶん基礎体力のスゴク脆弱な人で、複数の人格を演ずるだけの馬力の無かった人…プライベート以外では渥美&寅次郎で精一杯の人だったんじゃないかなぁと。(中年期以降)大まかに3種類位をTPOにあわせて振り分けることで体力の消耗を抑えていたんじゃないかね。

自分が衰弱してくると少しその辺が理解できるな…客前・仕事・個人で馬力調整をすればなんとか弱っていても乗りきれる気がするもの。(まぁ個人の時間の落ちようったら陰気さ尋常じゃないけど

個人的には『拝啓天皇陛下様』の渥美さんは大好きなんだけれどね。

聞いた話ではあの後味の悪さ天下一品の「復讐するは我にあり」…緒方拳が榎津をやった名画だけどさ、あれ最初は渥美さん主演ってオファーだったそうじゃない。

いやぁ…考えただけでサブいぼ立つほど不気味だと思うなぁ、渥美=榎津。

目玉のぎょろぎょろした緒方バージョンのより絶対怖い。

まぁそれをやるエネルギーはその時代にもう無かったんだろうなぁ。
コメント
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