麺場ながれぼし

環八沿いの南蒲田交差点よりにある「麺場ながれぼし」でながれぼしラーメンをいただく。

以前は都内では珍しかった「佐野ラーメン」の「昇龍軒８０番」とかいう店だったのだが、数回行っただけであまり記憶に残っていない。

今度の店は外観も内装も海のそばにある軽食喫茶みたいな作り。

ただし、歩道に面している割にはインパクトのない建物で目立たないこと甚だしい。

メニューは

今回はトッピング全部のせ的なながれぼしラーメン９００円

麺は「菅野製麺所」と大きな看板、店より目立つタイプなのがどうなのかと思うけれど、正直あんまり美味くない…っていうか、私の食べた物だけかもしれないが「臭み」が気になった。中太ストレートでさくさくした感じの麺、この店のスープは家系に似た感じの豚骨醤油ですごくおいしい。

表面をキノコをクラッシュした物を炒めたかどうかしてトッピングしてある、これの油とキノコが良い感じ。キノコの食感も良いし味も良い、たぶん出汁も出ていると思う。

もっと面白いのはメンマではなく「タケノコを煮た物」を使っていること、これも下手な業務用のメンマを使われるよりずっと好感触！歯ごたえも良いし、ほどよい味付けで「そうか、メンマだってタケノコだものな」と思わせる一品。

ただ、チャーシュウは…大きくて少し炙ってあるようだがほぼ無味。２枚も入っているのがかえってじゃまなくらい。ゆで卵、海苔、もやしは特筆するべき物は無し。

観ても解るように全部のせをするとあのおいしいスープの量が物足りなくなる。普通にラーメンを頼んだ方がよいのかもしれない。

若い男女二人でやっている店で、感じも悪くないし本当にスープとキノコは美味いのでこれから少しずつ変わっていったらいいかなぁと思う★★★☆☆ってことで。