GSゲルマニウム原人の退屈な日々

見わたせば、気になることばかりなり・・

ブルースセッションでもどう?

虎ノ門:峠そば

2010年08月04日 08時36分14秒 | ランチ二等兵
美味い立ち食い蕎麦を食べた。

虎ノ門・愛宕地区で有名な「3大立ち食い蕎麦」は愛宕の「港屋」「小諸そば」そして「峠そば」

港屋は昔一回行ったような気がするけれど定かではない……昔はおしゃれな飲み屋が昼もランチをやっている店だったので今の蕎麦屋になる前だったかも知れない。小諸そばは何店舗か有るけれど平均して美味い、うどんと蕎麦で汁を変えてくれたり色々企画物をやってくれたりチェーン店としては素晴らしく美味い。

で、今回は「峠そば」

虎ノ門交差点の裏手の筋でランチをやっている店が集中している地区、安くてボリューム満点の鰻の「鐵五郎」とかチャンポンの「長崎飯店」、30年以上のつきあいのうどんの「五月」他にもこの道筋は700円くらいからランチのうまそうなメニューが路上にあふれていて良い感じなのだ。

峠そばはその隙間に挟まったように狭い間口でひっそりと、でも古くからの立ち蕎麦愛好家が切れることなく出入りしているような店。

店内にはいると出汁と醤油の香りがプンとする、昔はゆで麺か生麺か聞かれたそうだけどもしかしたら忙しい時間帯はゆで麺で対応なのか特に確認されずに「かけそば」280円のベースを注文した。

そして、メニューの中から私にとって立ち食い蕎麦の王様「コロッケ」そして女王様「魚肉ソーセージ天」をトッピングに発注、どちらも130円だ。

コロッケ蕎麦は歴史も古く明治の半ばには既に登場している「伝統的な日本食」しかし現在はほぼ立ち蕎麦の店でしかお目にかかれない。それでも、高級蕎麦店でコロッケ蕎麦を扱っている店も無いこともないのだがまず100%町の普通の蕎麦屋や老舗蕎麦屋に無い物が「魚肉ソーセージの天ぷら」

高校時代からの立ち食い蕎麦経験(約40年)で「魚にソー天」は本当に立ち蕎麦でしかお目にかかったことはない♪天ぷら屋で出てくることは絶対にないし、自宅ですら特別にたのまない限りやってくれないだろう。しかし、少なくとも40年前から立ち食い蕎麦屋には「魚肉ソーセージ天」と「ちくわ天」は存在していて桜エビの入ったかき揚げや他の魚介系天ぷらの食べられなかった私にとって「無くては成らない」存在だったのだ♪

立ち蕎麦でつい頼んでしまうのが「ミニカレー」

メニューの隅にあるのが目に入ってしまったので後追いで追加発注、メニューには280円と書いてあるけれどなぜか250円って言われた♪

べつに蕎麦屋のカレーって言う訳ではないノーマルなカレー、まぁいわゆる年寄りの作るカレーだ。で、ふと思ったのだが、多分この蕎麦屋の一応奥さんから「パパ」と呼ばれているおじーちゃん70才くらいか?私との歳の差16才くらい……。

例えば70年万博の年にこの方は30才くらい……60年代から80年代にかけて20~40才というバリバリな時代を送ったはずなんだけどマッタクモダンに成らずに「昔のカレー」に成っちゃう所が不思議だな。

とにかく、この虎ノ門1丁目の峠そば!駅麺ではない町蕎麦の「立ち」ではトップクラスに位置すると思うよ♪とにかく汁がうまい!天ぷらが基本注文を受けてから揚げる揚げたてで美味い!生麺を頼めばちょっと時間がかかってもうまい蕎麦が食える!急いでいるならゆで麺発注なら直ぐに出してくれる。

美味い・早い・安いをクリアした上に「こだわりの生麺」をチョイスすることも出来るなんて驚愕!!

こんなHPも参考にhttp://www.gori.sh/tsoba/list_10.htm

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする