GSゲルマニウム原人の退屈な日々

見わたせば、気になることばかりなり・・

ブルースセッションでもどう?

本所:ら・めん風

2008年10月17日 09時24分15秒 | ラーメンだよ!ラーメン
本所の裏道にひっそりとある「ら・めん風(ふう)」でラーメンをいただく。

いつもブログでも言っているように私は個人的には「家系」と呼ばれるような太麺でこってりとした力強いラーメンが好きだし、新潟燕三条ラーメンや二郎系のような背脂チャッチャ系がマジで好きなわけだ。

とは言うものの、昔は外食はあまり良い物とされていなかったのか外食(特に近所の店での)をあまりしなかった実家では小学生低学年の頃のラーメン経験が非常に乏しく、小6くらいになって町会の少年野球で始めてお店でラーメンを食べたのが初体験ぐらいの印象なのだ。もちろん、既にインスタントラーメンは発売されていたのでそれは自宅に聞いたことのないブランドの物が箱買いされていたが♪(安かったんだな「こけしラーメン」……パート先でまとめ買いした物だと思う)

今回、いったこのお店のラーメンはその頃のラーメンを彷彿とさせつつ、素材を吟味してケミカルな部分を出来る限り排除した非常におだやかで、且つレトロとも言って良い味わいのラーメンだった。

カウンターのみの清潔な店内には「Take5」がBGMで流れている、個人的にJAZZをBGMにする店は信用していない♪やはりラーメン屋はAMラジオがかかっていないとという気持ちが強いので入店一発目の印象はあまり良く無かった。店主はさほど愛想は良くないが必要最低限の素っ気なさで、注文後の作業はスピーディ、あっという間にラーメンは完成されて出てきた。

中細の縮れ麺で高加水率、プリプリと食感がよくスープを良い具合に持ち上げてくれる。スープは豚骨&鶏ガラのいかにも東京な醤油に若干の魚介系をプラスしてやや色合いは濃い物のしょっぱいわけではなく最後の一滴まで飲み干したくなる「滋味」のような味わい、そして何よりもこの懐かしさのあるスープは「胡椒」との相性が抜群だ。最近は胡椒を必要としない、というかスープの力が強すぎて胡椒を入れても効果がないような店が多いので(嫌いじゃないのだ)できるだけ店の提供した物をそのまま食べるようにしていたがここのスープは胡椒を投入することでさらに花開くという感じのおだやかさが有る。

具はもも肉だと思うが非常に良い味付けをされたチャーシュウ、比較的厚めにカットされた物が2枚。好き嫌いは別として東京ラーメンの見た目としてアクセントになる海苔、ほうれん草も欠かせない。今回は相も変わらず「メンマ増量」なのでその味も気になる所だが濃すぎず食感も良い、メンマとチャーシュウは一緒に食べるのが私流!

いやぁしかし、久々にスープも飲み干し「ラ~~メン」(ア~~メン?)と神様にお礼を言いたくなるような「懐かし美味し」ならぁめんでした!ごちそうさま&★★★★★
コメント (4)
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