さて、ダイヤモンドオンラインに次のような記事が載っていました。
「今のままでは「貧乏国ニッポン」のレッテルも!? 間違いだらけの中国人富裕層訪日ツアー 」
内容は富裕層向けのツアーが貧乏ツアーになっているというお話です。
ただ、1週間で18万7500円のツアーが”超VIPツアー”???と紹介されているのには疑問符が付きますが。
超VIPなら1日でそれぐらい使うでしょう。
ともかく、以前は観光客が増加する→経済が潤うという単純な計画だったのが、
質を維持していかないと、本当の経済貢献はできないというのが少しづつですが議論されるようになってきたと思います。
規制緩和および無規制で
苦情発生ベースで対応しようというのが
現在の観光庁の基本方針です。
それでは、日本ブランドを傷つけてしまい
リピーターを作れないということを理解いただきたい。
特に富裕層にとっては、日本は数多くの旅行先の選択肢の一つに過ぎません。
サービスが悪かったからと、観光庁に意見を送る人がいるのでしょうか?
二度と来ないだけです。
それだけではなく、「日本ではひどい目にあった」「大したこと無かった」と言いふらされてしまうでしょう。
自分が海外で、ひどい思いをしたらどうしますか?
相手の政府にコンタクトしますか?
友達に行かないほうがいいと忠告したり、
せいぜいガイドブックやWEBに投稿して終わりでしょう。
日本の政府が邦人保護のために行う旅行業者の規制を外国人にも適用し、
政府公認のガイド制度の高いレベルでの維持を推進せず、
安易に価格競争を促しているようでは
訪日観光は一過性のブームで終わるでしょう。
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