通訳案内士の気ままな生活

現役通訳ガイドのブログです。プライベートから気になる収入などの話まで!?包み隠さずお話します!

新卒と通訳案内士

2010-03-05 20:12:32 | 通訳案内士情報
一緒にお仕事をしていたガイドさんがセミリタイヤをして
就職することになりました。
これからは週末のみガイドをするそうです。

通常であれば、もうちょっと頑張ろうよーというものの
彼女は新卒ガイドなのでそれもありかなという気がします。

ガイド業界はみんなフリーランスです。
それぞれが異なるバックグラウンドを持ち、
それを生かしながらガイディングに生かしています。
特に決まった教科書がない分、自分の経験がものを言います。
その点新卒ガイドさんは不利だといえるでしょう。
しかしガイドは経験日数がものをいいますので
若いうちに始めれば30歳前にはベテラン売れっ子ガイドになれる可能性もあります。

ただ最近の傾向として
ガイドは得意分野を持つことを期待されています。
この得意分野とはだいたいが前職の職業経験のことです。
アテンド通訳できるぐらいの知識は求められます。
二ヶ国語が流暢に話せて、日本全国を観光案内できることで
十分特殊技能をもっているはずなのですが
なかなか高いハードルを求められます。



普通に新卒で就職すると、
同期と楽しく研修を受け
社会人としてのマナーを徐々に習い
たまに同期と愚痴って飲みながら
少しずつ仕事を覚えて行くと思います。

それに対し新卒ガイドさんは
いきなり”プロ”とみなされ
OJTも無く生きていかなければなりません。
仲間は居ますが同時にライバルでもあります。
まして、初任給もボーナスも無く
社内恋愛さえありません。

ちょっとかわいそうですよね。
フリーランスになるのはある程度新卒気分を楽しんで
出世競争でもまれて、
同期が寿退社しだしてからで十分な気がします。

そして残念なことに今の通訳案内士システムでは
新卒のみなさんが夢をもって取り組めるほど
将来性がある環境ではありません。
どちらかといえば不透明で
資格が無くなってしまう危険性さえあります。
そういった意味でもガイド一本で生きて行くのは
かなりRISKYと言えるでしょう。

ある程度社会経験を積んでからであれば
そのRISKとやりがい云々を天秤にかけて
やってみる価値はあると思います。

新卒の学生さんが通訳案内士を一生の職業として選択できない現実。
彼女ぐらい優秀であれば、就職先はいくらでもあります。
優秀な人に背を向けれれてしまうという現実。
観光立国を目指す観光庁のお役人さん達はどうお考えでしょうか?

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ネジザウルス

2010-03-05 16:40:49 | オフ日記
本日は快晴でしたねー

こんな日が続けばいいのですが
また週末は雨だとか。

今日は前から気になっていた玄関のポストを直しました。
前の入居者が非社交的だったのか、
取り外され、密封されていた玄関のポスト。
何気に新聞も、不在通知も受け取れず不便でした。

ようやくちょっと空き時間ができたので
修理に取り掛かったのですが
最初から出鼻をくじかれました
ねじを外そうとおもったら錆びててもろくなってて
ねじ山がつぶれてしまった

困ってネットで検索してると
いくつか方法はありそう。
こういう場合はたいてい
安い方法から試して、ダメで結局高くつくので
最初からよさそうなアイテムを購入。

その名もネジザウルス
ペンチの先端が細かくギザギザしてて
小さなねじでもつまんで回せるという優れもの。
各国で特許も取っているようです。

ネジザウルスがT-REXのような歯でしっかりねじをつかんでくれて
無事に外れました!

でも、このネジ自体が古い規格らしく
もう普通には売ってない。
ということで、ポスト丸ごと交換することに決定。
そしたら今度はネジが短い。
ということで今からネジ買いに行きます
なんだかんだでポストの交換で
¥5500ほどかかりました。

まあ、業者に頼んだら2万とかするだろうから
良しとしよう