「劔岳 点の記」

2009-06-25 14:20:03 | Weblog
ようやく、劔岳を読破。

そして、読み終わったその日に映画館へゴー。

自分の中で、本をみただけでは消化不良なところがあったので。

で映画館へいってみたら、ご年配の方ばかり。

確かに約30年近く前に出版された本のようですし。

まあ、タイトルからして、劔岳登頂の話だということは、想像つくと思いますので、ネタバレになるかもしれませんがご容赦を。

まあ、単純に登頂するという話ではなく、日本地図を完成させるために未踏の劔岳に登る。

そうだよね。
自分が生まれた時には、地図なんてあったわけだけど、それを作った人がいるわけなんだよね。

で測量部の浅野忠信さん演じる柴崎が劔岳登頂に起用される。

そこで登頂すればと思ったのですが、事前の準備として下見で他の山をのぼったりとか、いろいろやったりとめんどくさい。

約1年くらいかけて、やるんだね。

原作読んでても、準備のため、のぼったり、調べたりの繰り返しでイマイチ頭の中に内容が入らなかったりしたのですが、地図をつくるというのは、それだけ大変なんだなと。

実際ロケでは、CGを使わないで、登頂してるようです。

大自然をバックに展開されるストーリーは圧巻。
登頂の中で、くりひろげられる展開は面白かったです。

正直、原作は読むのがめんどくさくなってしまったのですが、映画は非常に丁寧につくられていて、映像作品として秀逸。

登頂においての信頼関係。
柴崎と長次郎の関係など、非常にいいと思います。

自然の美しさは厳しさの中からしか生まれないのだ。

あとは浅野忠信さんの奥さん役の宮崎あおいさん、いいね。

まだまだ若い女優なのに、和服が似合うのは彼女の顔立ちかな。

出番は少ないけど、いいです。

映像作品として秀逸ですが、物語の起伏はそんなに大きくないので、興味ない人は飽きちゃうかも。
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