夕方、公園を散歩していてツクツクボウシを聞く。この夏に初めてツクツクボウシを聞いたのは、確か7月30日頃だったと思う。少し時期が早く感じたのだが、この公園では毎年そんなものなのだろうか？ 頻繁に来るようになったのは今年から、それも暑い夏の時期に来るのは初めてに近いので、過去のこの公園での様子は知る由もない。
子供の頃は住んでいた場所も違うが、ツクツクボウシは夏休みの終盤を感じさせる蝉だった。それが、この一週間でやっとクマゼミがうるさくなって来たばかりというのに、もうツクツクが。今日の帰り道はヒグラシも鳴いていた。この辺りではそんなものか？ どうなのか？ 「季節が狂いつつある」という思い込みがそう感じさせているのだ、と思いたい。何となく、今年の夏は短くなる予感もして、米はどうだろうか？ 不作の年にならなければ良いのだが。何となくそんな危惧が頭をよぎる散歩となった。
