ライブもやる峠の食堂すけあくろう

 県道61号ひとつぎ峠からの風景

 鉄の斧、金の斧

2016-03-24 | 日記
  薪割りの斧の柄が折れた。六年ほど気張って薪を割ってくれた大事な道具。
 先日、のんき邸に次女親子とお邪魔した折、斧の柄の話をしたら、樫の木があるけぇ作ったらええと云われた‥ので、お願いして午後から行って来た。

 のんき師匠とのぶさんのお力を拝借して作業が始まった。
 まずは、樫の木の寸法を測って丸鋸で切断し、 カンナ掛けし、柄になる部分を線引きどおりに糸鋸で切ってゆく。 柄の形が見えた角ばった部材にサンダーで整形してゆく。  荒目から仕上げのサンダーが終わると、いよいよ斧に柄の頭を叩き入れる作業なのだが、写真が無い。息詰まる絶妙な寸法合わせの詰めのサンダー掛け故、カメラ用意の余裕無し。

 「じゃあ木槌で叩いて入れて」と師匠が仕上げの作業をさせてくださる。
 押さえるように叩けと、カツ、カツ、カツと一振りずつ柄の頭が斧の溝へきつくにじり入っていった。
 最後の仕上げのくさびの打ち込みもわしにやらせて貰い、美味しいとこだけ貰いぃの手作り斧の柄が出来上がった。   それも予備の柄までも。
 この曲がり具合に何とも云えぬ愛着を感じる。

 初めての体験であり、のんき工房での作業であり、わしには宝の道具になった。
 わしの為に時間と手間を貸して下さったのんき師匠とのぶさんに感謝します。

 
 【本日の墓参】彼岸ギリギリの墓参り。総領町出身の友人の墓参りに、昨日の午後行った。 母様も元気そうで何より。 故人の長男がこの夏、結婚するそうな。草葉の陰で羨ましがっとることじゃろう。
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