出師之表

三国志ファンには有名な「読んで泣かざるは士にあらず」と言わしめた名文だが、そんなスゴイ文章を書く自信は全くない・・・

ワークライフの再統合

2007年10月31日 20時14分09秒 | キャリア
10月25日(木)にキャリアカウンセリング協会主催の高橋俊介教授のセミナーに参加した。

テーマは「ワークライフの再統合」

最近流行りのテーマであり、人にまつわる仕事をしている自分としては、著名な高橋先生の話は一度聞いておきたい、とのことで参加。


目からうろこだった。

冷静に、聞いて考えるとしごくごもっともなことしかおっしゃっておられないんだが、妙に納得してしまった。

・ワークライフバランスではない
 ワークとライフを別に考えた時点で、既にバランスが取れなくなる。
 単なる時間配分の話になってしまう。
・そもそもワークとライフは別か?
 産業革命が起こる前はワークもライフも無かった。
・ワークに遊びごころがあっちゃダメか?
・完全分離している今だからこそ、ワークライフの再統合(インテグレーション)
・シリコンバレーの企業では優秀層確保のためにワークライフの統合を図り、
 福利厚生を充実させている。

氏の話によると、
1.仕事も家庭も大事 な人
2.仕事よりも家庭が大事 な人
3.家庭よりも仕事が大事 な人
の3パターンの中で、一番ワークライフに関するストレスが少ないのが1.の人だそうだ。

両方大事で突き詰めようとすると、ストレスが一杯かかりそうな気がするが、
どちらかが大事、と分けてしまうと、没頭したい方に片方の要因で没頭できず、ストレスがめちゃくちゃたまるそうだ。
両方大事、という人ほど、うまく日常を泳いでいる、と。

だからこそ、ワークライフバランスじゃなく、ワークライフの再統合。

なるほど。

じゃ、どないしたらよいだろか・・・・

具体的アクションを取るのはとても難しい。

コメント (5)
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