進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

奈良発観光報告 ㉜女人高野 室生寺

2024年11月03日 | 奈良発!観光地など

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今回の観光案内は宇陀市室生にある、

超有名寺院、室生寺です。

女人高野室生寺の名称通り、高野山境内が女人禁制だったころ、

女性が参拝できる高野山の代替寺院という役割を持ちました。

 

このように、日本遺産に認定されています。

 

室生寺を訪問したのは2024年8月31日。

実は迷走台風10号が直撃してとんでもないことになるのでは、と言われた日でした。

結果的には台風は来ましたが、奈良に到達する頃には完全に勢力を失っていて、

普通の雨降りの日くらいになっていましたね。

そんな日だけに観光予定をリスケした人が多かったと思うのですが、

ぐっちゃんには、逆に混雑しないだろうという読みもありました。

事実、土曜日にもかかわらず全ての土産物店は閉店、

有料駐車場にも人一人いなくて、お金の払いようもない状態でした。

ぐっちゃんは室生寺に2時間近くいたと思いますが、

その間に会った他の参拝者は1人だけでした。

 

これは太鼓橋。ここを渡ると室生寺の境内となります。

ホームページから境内の地図を拝借しました。

 

橋を渡ると正面に門がありますが、ここからは入れず。

右折して少し進むと受付があり、ここで入山料600円を払います。

史上最悪の被害をもたらすかも、と言われた台風直撃の日に、

受付の女性やお寺の職員は普通に仕事をされていました。

新幹線や在来線が運休するような日ですよ。

ちなみにここに来るバスは1時間に1本です。

この日運航していたかどうかは確認していません。

凄いですね。

 

受付を過ぎるとすぐに寳物殿があります。

入場料は400円。

先にここで予習をしてから参拝するのがいいかも。

ただし中はたいして広くありません。

仏像などの価値がわからない人には入場料は無駄かも。

ぐっちゃんが行った時は土砂降りだったので、雨をしのぐ目的もあって入ってみました。

国宝の仏像をじっくり拝んでから、参拝に行きましょう。

 

最初に目の前に現れるのは、

仁王門があります。

なかなか立派な門ですね。

 

仁王門をくぐると、

く字池という池があり、

さらに進むと、

鎧坂という石でできた階段があります。

雨が降っていたせいもあるのですが、この坂はかなり歩きづらいです。

段差がけっこうあるし、表面が滑りそう。

登りよりも下りの方が危険かも。雨でなければ問題ないですが。

 

登り切った正面にあるのが国宝の金堂(こんどう)。

国宝・中尊 釈迦如来立像のほか、重要文化財の仏像などが安置されており、

お坊さん曰く、「中は撮影禁止だけど、遠目から建物を写して中が入ってしまうのは問題ない」だそうです。

とはいえ、上のような高床式の建物で、

中を写すには足場が低すぎです。

 

そのまま左を向くと、

重要文化財・弥勒堂(みろくどう)。

こういう感じで写り込むのは大丈夫なんだそうです。

重要文化財の弥勒菩薩像が見えますね。

これは金堂の外廊下から弥勒堂を見た写真です。

 

金堂と弥勒堂からさらに階段を登ると、

これが本堂です。別名、灌頂堂(かんじょうどう)。

中には重要文化財・如意輪神納菩薩が安置されています。

 

さらに階段を登ると、

国宝・五重塔が見えてきます。

わかり辛いと思いますが、この五重塔、メチャクチャ小さい!

 

屋外にある五重塔で一番小さく、

法隆寺の五重塔に次いで2番目に古い建築物だそうです。

 

この奥にはさらに奥之院があるのですが、

この日は修繕中で参拝不可でした。

 

御神木ですかね、三宝杉だそうです。

 

最後に室生寺の入山時にもらえるリーフレットを載せておきますね。

ぐっちゃんはほぼ貸し切りでゆっくり参拝できましたが、

天気が良ければ結構人気のお寺だと思います。

周辺はお土産屋もあり、民間駐車場も豊富にあるので、

紅葉の季節などの天気の良い週末はかなり混むのではないでしょうか。

 

さすがに有名なだけあって、

室生寺、なかなか見ごたえのあるいいお寺でした。

 

実はこの日の本当の目的は、この近くにある龍穴神社でした。

そちらの様子は別記事で紹介します。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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