今回の観光報告は、ぐっちゃんの家のある橿原市の隣、
桜井市にある聖林寺(しょうりんじ)と等彌神社(とみじんじゃ)です。
本当に桜井市は見ごたえのある神社や寺院がたくさんありますね。
まずは聖林寺。
実は全然知らない寺院でした。
阿部文殊院を参拝した後、近くに目ぼしい神社仏閣はないかとスマホで探したところ、
国宝がある寺院があることを発見。
それが聖林寺の十一面観音菩薩だったというわけです。
阿部文殊院から車なら10分未満、距離にして3km弱です。
でも、阿部文殊院が住宅街の中にあるのに対して、
この聖林寺はかなり山を登ったところにあります。
こんな坂道にこっそりと入り口があります。
先ほどの大看板がなかったら気付かなかったかも。
ここから桜井市街を見下ろすと、
こんな景色。
山の登り口にあることがわかりますよね。
真横まで坂道を登ると、こんな門が見えました。
境内は決して広くはなく、どちらかと言えばごちゃごちゃしている感じ。
ここで受付を済ませ、参拝料と駐車場代を払います。
本堂の中は写真撮影可のところと不可のところがあり、
写真を写せるのはこれくらい。
しかも、この十一面観音菩薩は布製です(笑)
本物は別にあるんですね。
この階段を登った先に空調管理までしっかりされた観音堂があり、
その中に国宝・十一面観音菩薩さまが安置されています。
中に入ると夏でもひんやり。
しかも、十一面観音菩薩さまを触ることはできませんが、
周囲を周回して360℃どの方向からも見ることができます。
また、正面に休憩用のベンチが設けられていて、
十一面観音菩薩さまを正面に見ながらまったりすることもできます。
写真撮影禁止なので、どんな観音堂なのか気になる人は直接行って見てください。
聖林寺は長居できるようなお寺ではないので、
さらにもう一ヶ所、これも近くにある等彌神社へ行ってみました。
先ほどの聖林寺からわずか1.7km、車で5分ほどです。
なかなか立派な神社で、いわゆるパワースポット感がムンムンしています。
ここも神武初代天皇ゆかりの地なんですね。
夫婦杉。
これは下津尾社とその拝殿です。
これは恵比寿社だと思います。
さらに進むと、
本殿(拝殿)が見えてきます。
なかなか、歴史と風格を感じる拝殿です。
本殿のさらに奥に、
上津尾社があります。
上津尾社と前出の下津尾社を合わせて等彌神社という事ですね。
この参道を歩いているだけでパワーをもらっている感じがします。
有名神社ではありませんが、なかなか立派な神社でした。
駐車場は無料で入山料もかかりません。
駐車場は参道入り口に数台停められる第一駐車場があり、
少し離れたところにも第二駐車場があります。
桜井市は阿部文殊院を中心として、北に大神神社、南に談山神社、東に長谷寺、
さらに南東の近い場所に聖林寺と等彌神社と、
その気になれば丸一日かけても回りきれないほどの観光スポットが集中しています。
明日香村も至近距離ですし、
少し足を延ばせば宇陀の室生寺などもけっこう近いです。
歴史好きにはたまらない地区ですね。
それではまた おやすみなさい
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます