
8月5日某野池でI君に惨敗したぐっちゃん、
I君と話し合った結果、6日は市原園釣り堀センターで合同自主トレすることにしました。
ぐっちゃんは復権を目指し、
I君は某野池で獲得した自信を確信に変えるために…。
市原園を選んだのは、釣り座がフラットでパラソルが使いやすいことと、
確実にタナゴはいるので腕を試すにはもってこいという点でした。
連日のタナゴ釣りなので朝から昼までの半日釣行と決めて、
朝イチでI君を拾って市原園に向かいました。
この日は東側の道路側に釣り座を構えました。
東から昇る太陽の日差しをパラソルが効率よく遮れるのと、
この日が南風予報だったので風が吹いても波が立ちにくい位置という計算です。
前日のようなライントラブルもなく順調に釣り開始。
なんと、1投目から釣れてしまいました。
この時はまだたまたま通りかかったタナゴが釣れただけだったのですが、
その後タナゴが集まってきて、
上ずったタナゴをうまく釣り上げれるかがポイントになりました。
20分ほどでツ抜け。
I君はというと、
うんうん唸って大苦戦しています。
「昨日のように釣れない…」
市原園のタナゴは多くのタナゴ師に攻められ続けているためか、
ふわっとしたアタリや、ぬるっとしたアタリが多くて、
きれいなアタリが少ない印象です。
ぐっちゃんはこのアタリを何とか拾いながら釣っていたのですが、
どうにもI君はこれに波長が合わないようです。
ぐっちゃん20尾でI君が5尾、という感じのスタートでした。
「うんうん、そうそう」
ぐっちゃんがスタートダッシュを決めて、
後半慣れてきたI君が追い上げるも既に大差がついている、というのが、
前日の某野池を除いたいつものパターンでした。
とにかく、活性が高い朝のうちにたくさん釣ろうというのがぐっちゃんの作戦でした。
順調に釣れ続きます。
前日の野池の100尾までと比べるとペースはいまひとつですが、
開始2時間強で一束クリアです。
I君は苦戦が続いていて、上ずったタナゴをうまく釣れないようです。
この時点ではダブルスコアでした。
「仕掛けを変えてみたら?野池とはアタリのパターンが違うから」
仕掛けをさらに軽量なものに変えて、小さなアタリにも対応すべきとアドバイス。
I君もここは素直に従います。
ぐっちゃんが使っているのと同じ、「わんすけさん仕掛け」へチェンジ。
これが功を奏したようで、I君もここから急にペースアップしました。
「なるほど、違うもんですね~」
同じ仕掛けがどのポイントでも同じ釣果をもたらすとは限らないところがタナゴ釣りの不思議なところです。
ぐっちゃんも過去に何度もそんな経験をしています。
上のI君の写真で、もう一人のタナゴ師が小さく写っていますが、
彼が帰り間際にオリジナルの餌をくれました。
その餌はとても餌持ちが良くて釣りやすかったです。
ちょっとだけレシピを教えてくれたので、今度試してみましょうかね。
時間と共に気温が上がり暑くなってきました。
I君、またしても小さなパラソルで日差しを避けながら頑張ります。
仕掛けの変更ともらった餌の効果でかなりペースアップしたよう。
逆にぐっちゃんは2日連続の釣行がかなり体に応えだして、
この辺りから大きくペースダウン。
これもいつものパターンですね(笑)
今回は発色したオスばかり写真に撮りましたね。
予定の12:00までまだ30分以上あったのですが、
I君より、
「150行きました!もう満足です」
と終了宣言。
「ぐっちゃんは3束くらい行きましたか?」
何をおっしゃる。
例によって後半はかなりペースダウンしているんですよ。
225尾でした。
朝のペースなら250とか300は行けるかなと思っていましたが、
いつも通り後半ダレてそこそこで落ち着くパターンです。
これで半分くらいですね。何気にエビもいたりします。
「やっぱり、昨日ができすぎだったんですよ~」
「結局、同条件だったらダブルスコアもあり得るほどの差があるんだよなー」
数字的には150尾ですからI君も十分釣っているのですが、
前日の野池に比べると「釣れている」感が全然なかったそうです。
とはいえ前半は確かにダブルスコアペースでしたが、
後半はどっこいどっこいの釣果で、差が広がらなかったんです。
そういう意味では、釣り場への順応が早いだけで、テクニックに差はありません。
釣行の度にI君は何らかの気づきを得ているので、
次回同じ条件でやったら同じ結果とは限りません。
追いつかれないようにぐっちゃんも精進しなきゃですね。
なんだかんだで2人とも2日合計400尾オーバーです。
タナゴ釣りの難しさや厳しさをI君は知らないままここまで来てるなー。
まあ、ぐっちゃんが甘やかしているんですけど(笑)
なにはともあれ、合同自主トレでなんとか先輩の面目は保てました。
ん?
I君、まさか先輩に花を持たせるために手を抜いてないよね???
それではまた おやすみなさい
やはり、イコールコンディションでは技術力、経験値の差が明確に出ますね。
昨日の野池で師匠の背中が見えたかもっておもいましたが、まだまだ師匠のには敵わないことがよくわかりました。甘やかされて勘違いするところでした(笑)
精進します。
毎回、タナゴに翻弄されて、いろいろ考えながらの釣りが楽しくてたまりません。また、よろしくお願いいたします。
連荘釣行、お疲れさまでした。
野池に比べると市原園のタナゴは初心者フレンドリーではないですよね。大量に魚はいるし、エサを投入すればなくなるのですが、ここで合わせる、というポイントがはっきりしていない印象です。本当に上手な人は入れ食いなのでしょうけど、我々にとってはまだまだ壁があると感じました。
今回の気づきは餌でしょうか?
確実に釣り上げるためには数回の誘いでも針に残っている餌が必須と思います。とはいえ、野池や市原園のような魚は大量にいるとわかっている場合ですけどね。
釣り場を探すというネクストステージがそろそろ見えてきたと思います。今後の釣りは釣果よりもバリエーションを増やすことに重点を置きましょうか。
次回もよろしくです。