
熊野三山の最後は熊野那智大社です。
熊野那智大社はその名の通り、那智の滝のすぐ近くにあり、
三社の中では最も標高が高い神社です。
想像はしていましたが、かなりの山の中です。
那智の滝、そして那智の滝をご神体としている飛瀧神社などの観光地があり、
山の中ということもあって駐車場に苦労するかもしれません。
「お土産買ってくれたら駐車可」とか「食事したら駐車可」という、
「仮有料駐車場」がいくつかありますね。
そして駐車できてもすぐに神社というわけではなく、
これも想像通りでしたが、かなりの段数を誇る参道(階段)があります。
階段の途中にお土産屋さんなどもありますよ。
ようやく大鳥居。でも、ここからまだまだ登ります。
さらに登ります(笑)
途中にはこんな史跡も。
ようやくこれが最後の階段です。
ここを登りきると、
真紅の礼殿が見えてきます。
おお、こんな酒樽が…。
さすがに熊野三山、参拝者は多いですね。
礼殿の奥には御本殿があるのですが、よく見えませんね。
礼殿側から登ってきた階段の方を見るとこんな感じ。
御神木である大樟の胎内くぐり。
樹齢850年の大木で、幹が空洞化しており通り抜けることができます。
熊野那智大社の奥側には、
那智山・青岸渡寺という「こっちの方が古いよね」というお寺があります。
当然世界遺産の一角です。
西国三十三カ所第一番札所で、熊野三山唯一のお寺だそうです。
ここからは、
那智の滝がよく見えます。
参拝が終わると、
また長い階段を歩いて下山します。
熊野三山を統括しますと、
スケール感やパワーを感じる熊野本宮大社、
コンパクトながら鮮やかな紅色が印象的な熊野速玉大社、
参拝そのものに達成感があり、最も景観が良い熊野那智大社、という感じでしょうか。
三社それぞれ特徴があって、退屈しません。
この後、和歌山県の海沿いを走って、京奈和道路で奈良に戻るルートで帰宅。
1日の走行距離は400km超えでした。
一度は行こう、と思っていた熊野三山、世界遺産巡り。
ついに達成できました。
それではまた おやすみなさい
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