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2021年度第1次筆記試験<1次レポート>(33)(英語)

2021年09月29日 13時42分20秒 | ●2021年度<1次レポート>
2021年度第1次筆記試験<1次レポート>(33)(英語)

●英語(メルマガ読者)

1.受験の動機

仕事柄多くの外国の方との接点があり、海外出張に行った際にはその土地土地のことを多く学び、そのたびに驚きの連続であり、深く知るほど、その国のファンになっていく自分がいました。
理科系に進んだ私の学校での学び方が十分ではなかったのかもしれませんが、如何に学んできたつもりの歴史、文化が断片的なものであったのかと振り返っています。
そのため、日本に関心を寄せ、実際にお越しになった方に少しでも「日本」を深く知っていただきファンになっていただきたいと思い、この資格に挑んでいます。

②第1次筆記試験

(総括)

限られた時間の中で、昨年失敗したことを考えて取り組んできましたので、先生が直前に激励メールに書かれていました「人事を尽くしてきたのだから、天命を待つのみである!」を心に会場に向かいました。
後述の通り、歴史と一般常識の受験でしたので、ゆっくり身支度をし、ゆとりをもって会場に。
しかし、当たり前ですが、私が受けない科目の試験中なので、近くのコーヒーショップで日本史図鑑をめくる程度で、会場入り。
会場は意外に前後左右の間隔が狭いな?という雰囲気でしたが、何はともあれ自分に集中し、試験開始。

(歴史)
過去問でケアレスミスがあったので、ちょっと慎重に線を引きながら。1問目はどこかで見たぞ?と思いながら解答(帰宅後に確認したら平成26年度の1問目と同じ!)。問題のパターンは昨年とも違う印象ですが、選択肢問題は「最後に迷うような配置」になっているものが多くはなく、時間のセーブになりました。
17分程度で一回目を解き、解答とマークがあっていることを確認。残り10分で怪しいところを見直し。時間終了後、次の一般常識まで20分。あとを振り返らず一般常識のまとめ表だけみて過ごしました。

(一般常識)
これも20年度にわけわからず合格点に至らなかったトラウマの科目です。私にとってはつかみどころのない問題が多く、準備しようにも準備しにくい科目で苦汁を味わいました。
20分という時間の「短さ」も焦りの要因。歴史は少し余裕をもって解答できたのですが、一般常識は5分程度しか余りませんでした。
今年は制度・政策的な要素が増えた印象でしたので、結局選ばなかった選択肢も「明らかに違うよね」と思うものと「これはどこが間違いなんだろう」と迷うものもありました。

COVID19のこともあり訪日観光客の数量的な動向はほとんどなかったのですが、「訪日して困ったこと」は観光白書で読んでいたので助かりました。
いくつかの勘違いをしてしまったのが一般常識。終わった時には「ダメかも」と焦りました。

ウポポイは英語サイトで National Ainu museum と書いてあったのを思い出し「国立アイヌ民俗村」にマークをしましたが、「民族共生象徴空間」が正式名称なんですね。
CMを見たときに「象徴空間」とでてきていたのを試験中に思い出しましたが、まさか正式名称とは。世界自然遺産の勧告機関はICUNですよね。
何も考えず(本当はいけません)、ICOMS にしてしまいました。
個人的には、観光客が増えるときに生じるであろうユニバーサルデザイン、それに関連したパラリンピック、がでてくるのではと思ってましたが、それより政策についての問題が目立ったように思います。
そして時間終了。会場をあとにしました。

自己採点まで、「一般がだめかも」との懸念が残りましたが、自己採点38点。クリアギリギリの線上かもしれませんが、二次の勉強を始めようと思いました。

また、以下、お役にたつかどうかわかりませんが、歴史が苦手な私の勉強法を記しました。どなたかのお役に立てば幸いです。



<英語>(免除)
20年度に受験しパスしていましたので、21年度は免除対象となりました。20年度に受験した際には、以下を行いました。

1. 「過去問を2年分」

2.全国通訳案内士試験「英語1次」筆記」(三修社)を1回

英会話は苦手ですが、英検準1級を取得していましたので、上記のみ行いました。

<日本地理>(免除+総合旅行業務取扱管理者資格有)
会社員としての職務は全く旅行業に関係ないのですが、海外出張が多かった時期に何気なく航空チケットに記載の「暗号(略号)」に興味を持ち、受験。資格を持っておりましたので試験は免除でした。
(海外に行き始めたのは40歳を過ぎてからですが、小さいときから国内地理には関心がありましたが、今思えば、歴史的文化的背景を学ばずにきたも同然でしたので、資格に救われた感があります)

<日本歴史>(自己採点:80点)
受験の最大の難関です。20年度に初めて本試験を受験した際、過去問と歴史の教科書復習程度で済ませたこともあり、散々な結果でした。
結果として、自己採点80点まで行けたのは、先生の決定版テキストを中核にして、縦横斜めの理解を深めたからかと思っています。
(決定版テキストは20年度版を当初用い、21年8月くらいに21年度最新版に切り替えました)

3つの時期に大きく分けました。

その1)とにかく一度は丁寧にの期間(21年2~6月くらい)
その2)流れとテーマに重きを置く期間(6~8月)
その3)総チェックの期間(8~9月)

1)丁寧に、の期間(2~6月)

歴史は決して嫌いではないのですが、背景がわかってないことによる理解不足だと気付きました。年号や人名、記号を覚えるのはいまだに苦手ですが、完全ではないにしても大きな流れと背景をつかむことを重視してみました。
使ったテキストは以下の4つです。

1)詳説日本史研究(山川出版)
2)ハロー監修歴史テキスト
・<日本歴史>の傾向と対策(20年度版、のちに21年度決定版)
・マラソンセミナー>(日本歴史)
3)詳説日本史図録(山川出版)
4)詳説日本史ノート(山川出版)

第1期はこれのみです。

まず、1)の詳説日本史研究を通読します。結構時間がかかりました。3)の図説を見ながらですが、今思えば、この時にはまだわかってない。ただ文字を追っただけ程度の理解にしかすぎていないように思いますが、進み戻りつ一度通して読み、2)のハローテキストででてくるキーワードリストに「教科書の何ページにでてきた」とか気づいたことをメモっていきます。

次は、4)の詳説日本史ノートです。これは書き込み式でして、書き込むと教科書ができてしまう体裁になっています。これは最初の通読で「全く理解ができてない」ことを痛感する勉強なのですが、行きつ戻りつするうちになんとなしではありますが、イメージがぼやっと見えてきたような気がします。このノートを何度も何度も読み直し、

その1の期の余談。

Covid19により行動は制限されていましたが、学習をしていくうえで、以下は少なからず役立ったと思っています。とにかく歴史は苦手だったので、何とか記憶の交差点を増やしたかった一心です。

1.実地
・すべての歴史上の重要地に行くことはできないのですが、奈良だけは足を踏み入れてみました。奈良はうん十年前の高校の修学旅行以来、足を踏み入れていません。そこでGOTOトラベルを利用して1泊2日行ってきました(20年末)

・興福寺、東大寺にはそれぞれ地域の方のボランティアガイドを3時間づつお願いし、それこそ根ほり葉ほり教えていただけたのは財産でした。また、元興寺と飛鳥寺を実際に見て比較、明日香地方では高松塚古墳とキトラ古墳を比較してみて、その面白さに一人で感激していました。

・墓参帰省の時に山口益田市に立ち寄り、雪舟ゆかりのお寺を訪問。雨でしたので私ひとりにご説明をいただいたのが記憶の定着に良かったです。

2.展覧会
東京都内に住んでおりますので、国立博物館で特別展があるときには赴き、すべてが分らずとも音声ガイドを借りてできるだけ展示されたものの背景を理解するようにしました。今年は鳥獣戯画、桃山、聖徳太子、聖林寺十一面観音にお出ましいただきましたのがご縁でした。行って帰ると、テキストと比べて少しでも見たことと知識を結び付ける努力だけはしてみました(相変わらず完全ではないのですが。。)

3.テレビ
「知恵泉」「英雄たちの選択」「ブラタモリ」「歴史探偵(歴史ヒストリア)」は録画してながら見していました。教科書では1~2行で済んでしまうようなことを紐解いていたように思います。

4.PODCAST
この半年くらい、podcastで配信されている「ラジレキ(費用なしで聴けます)」を空き時間、寝る前に聴いていました。知識を増やすというよりも流れを知るうえでよかったように思います。

5.本
磯田さん、半藤さんの書籍を休みの日に、ななめよみしていました。全部は覚えていませんが、とにかく知っている人名、地名、事件名を結び付けるようにしました。意外にユニークだったのは、田家康さんという方の本。室町時代は総じて平均気温が高いことも文化隆盛の一要因と指摘されていたのは、文化・飢饉・政治改革を並べて勉強するの時のイメージが沸きました。

その2)流れとテーマに重きを置く期間(6~8月)

2~3回繰り返してやったので、次は以下を使って、流れを確認するようにしました。

実力をつける日本史100題(Z会)
100題というのはテーマで作られています。
タイトルは「飛鳥~平安の外交」@江戸幕府の成立」「開港と社会の変化」「交通史」のようになっています。
それぞれ、左ページに文章があり、穴埋め、下線がある文章が書かれています。
この穴埋め、下線についての問が右ページにあります。
この文章を何度も読み、人名や事件を流れの中で印象付けました。もちろん、その1)期に使ったテキストと行ったりきたりです。おそらく3~4回は繰り返したように思います。
(それでも、覚えが相変わらずよくないのですが、紐づけのイメージはつきました)

その3)総チェックの期間(8~9月)
やっと過去問です。ハローさんの<第1次筆記試験問題>を2周解きながら、テキストに戻るということを繰り返しました。
試験を終えた今日でも「発生した年代を答えなさい」という問にはめっぽう弱いのですが、なんとなく流れが分っていることをベースに解答にたどりついているように思います。

<一般常識>(自己採点:38/50点)
先生のお言葉通り、観光白書に目を通してこと、
それをベースに過去問ででてきたテーマについて20年度最新版のデータを叩き込んでいくことを意識しました。(GDPや貿易収支、出生率等)。
ただ、ラグビーワールドカップ誘致効果など「今後の観光施策に参考になりそうなデータ」は見直しておけばよかったです(正直、covid19により、世の中ががらっと変わったので、2018年以前のことはあまり目をかけていませんでした。。
<一般常識>の傾向と対策<決定版資料>以外では、新聞を読むことくらいしかやっていません。

<通訳案内の実務>(免除)
20年度に受験しパスしていましたので、21年度は免除対象となりました。
観光庁研修テキストと20年度に配信された<通訳案内の実務>の傾向と対策<決定版資料のみだったように思います。

③ハローのセミナー、メルマガ、動画、教材などで役に立ったこと
仕事を持っていますなかでの受験勉強でしたので、ついつい流されることもありました。
ただ、折に触れていただくメルマガが「ふっと我に返る(返す)」タイミングで、とてもありがたい存在でした。
メールが届くと、とにかくその夜に30分でもいいので「まず勉強する」という決まりを自分で勝手に設けていました。
仕事の兼ね合い次第ではありますが、おおむねできたように思います。

④第2次試験に向けての<決意表明>
自分の英語力はビジネス交渉でもまだまだのレベルと思います。ましてや、日本のことを原稿なしで話し続けるには相当の努力が必要でありすでに活躍されている方をとても尊敬しています。
少しでも近づくために、あと数か月、張り切ってみたいと思います。
単に説明するというよりも、自分の経験やみたて、も味付けできればと企んだりしていますが、果たしてそんなレベルになるのかどうか、も楽しみです。

⑤ハローに対するご意見、ご希望、ご感想
先ほども記しましたが、メルマガは非常にありがたい存在でした。ありがとうございます。

以上



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