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2024年度<合格体験記>(21)【15:30~16:30】(日本の地震)(英語)

2025年03月07日 12時00分45秒 | ●2024年度<最終合格体験記>
2024年度<合格体験記>(21)【15:30~16:30】(日本の地震)(英語) 

●植山先生
私は、6年前、7年前と続けて2回2次試験不合格でした。
一度は諦めかけていましたが、今回は何とか合格することができました。
これも偏に植山先生からの叱咤激励と親身で手厚いご支援のお蔭です。
直接御礼を申し上げる最後の機会でもあった<模擬面接特訓>は出遅れてしまいましたので、結局最後までメールとリモートでご指導を仰ぐことになってしまいました。それでもメルマガ、動画、資料、教材を惜しみなく提供頂いたことに深く感謝申し上げます。

●英語(メルマガ読者、無料動画利用者、無料教材利用者)

【1】受験の動機
私はかつて通算12年ほど海外で仕事をし、又20カ国以上の国々を旅させてもらいました。その際にお世話になった国含め外国からの方に何か役に立ちたいと思っていました。ある時、ある方から通訳案内士という仕事があることを伺いました。語学も活かせて、リタイア後のキャリアとしても自分ができるのではないかと思ったことが受験の動機です。

【2】第1次試験対策
<英語>(免除)(英検1級)
<日本歴史>(免除)(歴史検定2級)

<日本地理>(92点)
子供の時から地理や鉄道が好きで暇さえあれば地図や時刻表を眺めていました。長じて暇な時間は無くなりましたが、受験を思い立ってからハローの教材や資料、参考書の「旅に出たくなる日本地図(帝国書院)」を興味津々で学ぶことができました。
とは言え試験の土地勘無くては取り組めないので過去問をまず眺めました。ここで1つ大事なことは解答したりしないことです。どうせトライしても合格ラインに達しないので、試験の傾向を探るだけで十分です。
そこから毎日1時間ほど約3ヶ月かけて47都道府県一つ一つについては何が聞かれても大丈夫な位、ハローの教材や資料、参考書を読み込みました。
ただ読んでも頭にすりこまれないので白地図を使って都道府県毎にポイントと思われる事項を書きこみました。それから副次的な勉強法としては郵送されてくる旅行社のパンフレットや毎月利用した北陸新幹線の車内にあるJR東日本とJR西日本の車内誌に目を通しました。それにより話題性のある旅先を把握できました。こうして勉強開始の2月から3ヶ月経過した5月になって過去問を解くとだいたい80~90点位は出来るようになりました。

(下記を利用しました)
<第1次筆記試験問題>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/18b0340041ceb26d8959b2c775736ffe

2024年度受験用<日本地理>の傾向と対策(資料)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/628dd74324276eeed445376540409806

第1次筆記試験<合格体験記>(2019年度~2023年度)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/03ce4dac773dd5bb9aa07527a42e0610

<最終合格体験記>(2018年~2023年)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/4bb4662130eb6ebb1ae40a73c060708f

<一般常識>(42点)
試験の土地勘無くては取り組めないので過去問をまず眺めました。ここでもどうせ解答にトライしても合格ラインに達しないので、試験の傾向を探るだけで十分です。
その上での勉強法ですが、気長に継続する部分と短期集中して学習する部分があります。気長に勉強する部分は試験前1年間は新聞を継続して購読することです。観光白書で話題になりそうな事項、新聞の一面を賑わす経済や法令関連の事項、国内で開催されるスポーツなどの各種イベント動向、文化財や観光地の関連記事に特に注意し記事を切り抜きました。
それから短期集中して学習する部分は最新版観光白書がリリースされたタイミングでハローから提供頂く下記の資料を徹底的に読み込むことです。
反省点が1つあります。観光白書は最新版しか読みませんでしたが、実際の試験では1年前の観光白書からも数題出題されて焦りました。
幸い2024年版と傾向に大きな変化の無かったインバウンド動向に関する出題でしたので何とか解答できました。ですので今年受験される方は観光白書については2年分に目を通すことをお勧めします。

(下記を利用しました)
<第1次筆記試験問題>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/18b0340041ceb26d8959b2c775736ffe

2024年度<一般常識>の傾向と対策(資料)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/f756f1bcb5b35501dcb87c1dec8bd257

2024年度<一般常識>の傾向と対策(補足資料)(その1)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/b003dd3e219f7067badf799ce60b99f7

2024年度<一般常識>の傾向と対策(補足資料)(その2)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/845bbb383dfb1691e4950ca7d06b7fab

2024年度「観光白書」からの<一般常識>予想問題厳選6題(切腹資料!)
https://hello.ac/2024.ippan.yosou.pdf

令和6年(2024年)版 観光白書(完全版)
https://hello.ac/2024.hakusho.kanzen.pdf

令和6年(2024年)版「観光白書」の要点
http://www.hello.ac/2024.hakusho.youten.pdf

令和6年(2024年)版観光白書(完全版)最終確認版
http://www.hello.ac/2024.hakusho.kakikomi.pdf

令和5年(2023年)版 観光白書(完全版)
https://hello.ac/2023.hakusho.kanzen.pdf

明日の日本を支える観光ビジョン(観光庁)
https://hello.ac/kankou.vision.pdf

日本版持続する可能な観光ガイドライン(観光庁)
https://hello.ac/jizoku.zentai.pdf

第1次筆記試験<合格体験記>(2019年度~2023年度)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/03ce4dac773dd5bb9aa07527a42e0610

<最終合格体験記>(2018年~2023年)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/4bb4662130eb6ebb1ae40a73c060708f

<通訳案内の実務>(50点)(満点!)
通訳案内の実務についても過去問をまず眺めましたが、日本地理や一般常識とは異なり過去の出題と同じ出題も多いので過去問はテキスト同様な使い方をしました。
ハローから提供頂いた「2024年度受験用<観光庁研修テキスト>」を読み進めながら過去問で出願箇所をチェックしました。過去問をチェックするとかなり細かな問題もありましたが、観光庁研修テキストの範囲を超えることは無いので、観光庁研修テキスト精読と過去問の取り組みでまずは合格レベルはクリアできると思います。

(下記を利用しました)
<第1次筆記試験問題>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/18b0340041ceb26d8959b2c775736ffe

2024年度受験用<通訳案内の実務>の傾向と対策(資料)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/d70db7ed8b1209bca53333b58dfce5de

2024年度受験用<観光庁研修テキスト>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/d70db7ed8b1209bca53333b58dfce5de

第1次筆記試験<合格体験記>(2019年度~2023年度)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/03ce4dac773dd5bb9aa07527a42e0610

<最終合格体験記>(2018年~2023年)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/4bb4662130eb6ebb1ae40a73c060708f


【3】第2次試験対策
●試験官の特徴
①日本人試験官の特徴:
40歳代位の女性で笑顔を絶やさない方でリラックスできました。面接の冒頭で名前や住んでる場所などの簡単な質問がありましたが、住んでいる所は東京とだけ答えたら試験官からアイコンタクトがあり、あっ、これは区の名前も必要なんだと気付かせて貰いました。

②外国人試験官の特徴:
50歳台位の白人男性でした。日本人試験官とは全く逆で笑顔もなく気難しそうで、声も小さく聞きとりにくかったです。多分アメリカ英語だったと思います。

●試験官からの注意事項など
持ち物の置き場所の指示。メモ用の紙が使用出来ることやその紙は持ち帰り禁止であることなどが英語で指示されました。

●プレゼンのテーマ
①鱧
②和歌←これを選択しました!
③暖簾

●プレゼンの後の試験官との質疑応答
(試験官)現在でも和歌を作る人はいますか。
(私)はい、作る人は大勢います。例えば、毎年1月に天皇陛下主催の新年の和歌の会があります。主題が毎年決められて誰でも和歌を作り応募することが出来ます。和歌の会では天皇陛下、皇后陛下の和歌に加えて応募作品から選ばれた和歌が披露されます。選ばれた人は和歌の会に招待されます。それは大変名誉なことです。
(試験官)(頷いてました。特に発言はありませんでした。)

●外国語訳の日本文(ハロー確定版)
日本は世界でも地震が多い国の一つです。その理由は、日本列島の下に4つのプレートが存在し、それらが互いにぶつかり合うことで地震が発生するためです。過去には、大規模な地震により甚大な被害を受けたこともありました。しかし、日本政府や地方自治体は、その経験から学び、防災対策を進めてきました。これらの取り組みは、世界的にも高く評価されています。

<シチュエーション>(ハロー確定版)
日本は地震の多い国として知られていますが、50代の夫婦のお客様が、日本の旅行初日に地震を経験して、特に奥様がパニックになっています。
日本の旅行を楽しみにしてきたのですが、地震が起こった際にどうすればよいか分からなくて不安なので、今後の旅行をキャンセルしようかと考えています。あなたは通訳案内士としてどのように対応しますか。

<条件>(ハロー確定版)
地震を経験したことのない国から日本に初めて来た50代の夫婦。

●<条件><シチュエーション>に対するあなたの回答
回答するに当たって具体的な不安とは何かを知りたくて私の方から試験官に尋ねました。試験官からは「地震発生時には何処に居たら安全かを聞きたい。」と回答有りましたので、次のように回答しました。

●試験官との質疑応答
(私)何処に居るかによって異なります。例えば田舎にいるのか都市にいるのか。
(試験官)私は東京に住んでいるので、東京の場合はどうか。
(私)大きな建物の中に留まるのが一番安全です。都内の大きな建物はほとんど耐震性の建物です。
(試験官)私の家族に無事を知らせたいがどうしたら良いか。
(私)携帯電話は通じにくいので固定電話が良い。
(試験官)固定電話には順番待ちの長い行列がある。
(私)NTTドコモとかauとか大手のキャリアは災害時にスマホからアクセスできるメッセージボードを設けているのでそこにメッセージを託す方法もある。

●自分の勉強法
過去2回の2次試験失敗の背景をまず振り返りました。それは英語の基礎力が全然足りなかったことと通訳案内士に求められる語彙力不足だったとの結論に至りました。
そこで通訳案内士試験再チャレンジの前提として英検1級合格を目標にしました。英検対策は JapanTimes の Weekend 版を丁寧に読んで語彙力と writing 力涵養に努めました。
又、NHK第二の「ラジオ英会話」と「ラジオビジネス英会話」を聴きながらシャドーイングをすることでリスニング力とアウトプット力の向上を図りました。
こうした作戦が奏功し、一昨年英検1級に合格できました。次に通訳案内士に求められる語彙力対策には植山先生の「日本的事象英文説明300選」を正にバイブルの如く使わせて頂きました。
特に二次試験前の9月、10月は「日本的事象英文説明300選」を丸暗記することを目標に音読と書き写しに集中しました。キーワードが暗記できたことでプレゼンテーマに対するミニマムな備えができたとの安心感に繋がりました。
事実、提示されたプレゼンテーマの3問中、和歌と暖簾の2つが「日本的事象英文説明300選」の56ページの「Waka」、106ページの「Noren」で的中しました。植山先生の「日本的事象英文説明300選」は本当にバイブルで助けて頂きました。
勉強法でもう一つ付け加えたいことがあります。それはキーワードを並べるだけではプレゼン時間の2分間を持て余してしまうと言うことです。持ち時間の消化の為にプレゼン内容をどう膨らませるかです。
関連する歴史や背景を披露出来ると良いのですが、必ずしも知識のストックがあるとは限りません。そこで選択するプレゼンテーマは何か自分の経験談が話せるテーマが良いと言うことです。
そこで二次試験前の11月は「日本的事象英文説明300選」のそれぞれのテーマと自分の経験がどう結びつけることが出来るかに集中して取り組みました。そして直前の12月は300選それぞれのテーマで2分間喋れるかどうかを確認しました。実際の試験では和歌を選択し経験談も織り込んでほぼ2分を無事に消化できました。

(下記を利用しました)
<第2次口述試験対策>のまとめ(2023年度~2024年度)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/e7b55c0a4ea0e2bf34e4f49eee357667

第2次口述試験問題のまとめ(2013年度~2023年度)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/df6562e52a65cd759c8bd492973a0193

第2次口述試験<出題予想問題><決定版><厳選125題>
http://www.hello.ac/2024.2ji.yosoumondai.pdf

<プレゼン><外国語訳>質疑応答<予想問題60題>
http://www.hello.ac/yosou60dai.pdf

<2次レポート>のまとめ(2018年~2023年)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/a150a6ab4a23f20be7f5d677cc25c740

「日本的事象英文説明300選」の出題実績(2006年度~2023年度)
https://hello.ac/300sen,shutudai.jiseki.pdf

「日本的事象英文説明300選」<鉄板厳選128題>
http://www.hello.ac/teppan128.pdf

<最終合格体験記>のまとめ(2019年度~2023年度)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/4bb4662130eb6ebb1ae40a73c060708f

【4】メルマガ、動画、教材、セミナーなどで役に立ったこと
メルマガはほぼ全て目を通しました。何と言ってもメルマガに込められた植山先生の叱咤激励のお言葉にモチベートされ励まされました。
それから先輩の合格体験記からも学習方法に関する様々なヒントを頂きました。その上で繰り返しになりますが「日本的事象英文説明300選」には文字通りのバイブルとして最終ゴールまで導いて貰いました。

【5】意見、感想、希望
<模擬面接特訓>には出遅れてしまいましたので、結局最後までメールとリモートでご指導を仰ぐことになってしまいました。それでもメルマガ、動画、資料、教材を惜しみなく提供頂いたことには深く感謝申し上げます。

【6】今後の抱負
私の出身地の北陸及び好きな分野の神社仏閣に特化した通訳ガイドとして貢献できることが目標です。齢も70歳に近づきつつあり最後の社会貢献のつもりで頑張ります。

以上