Lesson

なんでこんなに向いてないことをしてるんだ・・・

めろん

2009-07-27 | レッスン
本日のレッスン
弦を替えたいきさつなどを初っ端から延々と説明(笑)
「とにかく下がって下がって・・・弾いてるより調弦してる時間の方が長いんです~!」
「そうですか、そういえば下がりますね~」と言いながら先生が調弦(ラッキ~)
糸を巻いてる部分の色を見て、すぐにオリーブだと分かったようで。
すっごい恥ずかしかった。私が使うような弦じゃないのに・・・

ゴセック “ガボット”
どうしてもテンポを上げられずジタバタしてて、この曲はこれが限界・・・と思って
いつも練習してた。
すると今日は、はじめの数小節で
「左手がバタバタしててきちんと準備できてないですね」
「きちんと次の音を用意する。常に左の各指が“次は私の音”、と準備して空中で
待機してないと、ちゃんと音が出ないです。それをしない限りは
これ以上テンポは速く出来ませんよ

ホンマにもう、アタシの思ってる事、行き詰ってる部分、何もかも見透かされてた
ように言われて、唖然ボーゼン・・・
「常に、次は自分の番と考えて各指が準備する。もちろん曲や指使いを覚えて
弾かないといけません」
・・・・・・・・・・・・・・“手は第二の脳”と言われるよね・・・手が考えて動くんだ・・・

今日のレッスンは延々、“準備して弾く”ことに費やされた。
ホント、ジャストタイミングでツボにはまるレッスンです。
先生、どういう耳と目を持ってらっしゃるのか・・・コワイくらいにはまる・・・

昨日、お隣さんがメロンを下さった。
メロンが重なっちゃって~、たくさん頂いたから」
言ってみたいよ、そんなセリフ・・・一生無理!!
お隣の優しい奥さんが言われると、ちっともイヤミでないのであった・・・

も~ヤダ

2009-07-24 | あれこれ
昨日替えたのがG線とA線。今日残りの2本を替えた。
E線を巻き上げてたら バッチーン!!
モノの見事にオシャカにした・・・一音も出してないのに・・・
ついでにはじけた弦で左の親指を切った・・・甲側なので支障はないけど・・・
しかたないので、外したばかりの古い弦をまた付けた。
オブリガートのEを2本持ってるけど、今はそれを付け替える気分じゃない。

何もかもがイタイ・・・も~ヤダ!
酒飲んで暴れたる~~!!

禁断の音

2009-07-23 | れんしゅう
今日はなんだかバタバタせわしなかった。
ちょっとの時間でも練習しなきゃ、と楽器ケースを開けたら、G線が切れてた。
すっごいショック・・・
実は少し前に、アコガレのガット弦を買った。円高還元セールで(笑)。
で、梅雨が明けたらこれに替えるんだ~って、めっちゃ楽しみにしてたのに・・・
梅雨明け前に切れたっつーか、梅雨だから切れたのか・・・
こんな時期に替えてまた切れたらどーする!? 目も当てられんやんか!
ブツクサ言いながらG線を、ついでにA線も替えた。
おもいっそ愚痴りながら替えてたので、娘どももワケが分からんまま同情して
くれた(笑)・・・

ガット弦は安定しない、と先生に聞いてたので覚悟はしてたけど・・・
とにかく下がる下がる!
弾いてるそばからドンドン下がるので その度に調弦して・・・
練習にならんやろ!!
でも音はめちゃくちゃ気に入った!すごく好きな音!!
でも、やっぱり、ガット弦なんて買うんじゃなかった(号泣)
だって、高すぎる・・・二度と買えないのに、この音を知ってしまったらどーする?
おまけに先生によると持ちも悪いってさ。私のようなヘタクソが使う弦ではない。
これぞ禁断の弦でした・・・

最近買ったCDにツィンマーマン自身のコメントが載ってて面白い。
・・・・・・・・・・もとい、恐ろしい。
およそヴァイオリンを手にする者は、
この中の1曲を取り出し、毎日演奏すべきでしょう」
だってさ~~!!
ありえん・・・このヒトにとって、アタシなんぞは“ヴァイオリンを手にする者”
ではないのである・・・・・・


   ビスコーニュ、2個目作りました

梅雨明けはまだか!

2009-07-16 | あれこれ
暑い!!のに関西の梅雨明けはまだらしいですね。
伝家の宝刀、抜いた!(って大層な)・・・要は扇風機を引っ張り出した。

“ガボット”は「四分音符が110くらいのテンポで弾いてきてください」って
言われたんだけど、不可能!! ありえんテンポだ・・・
ついでに白状すると、うちにはメトロノームが無い。
10年位前に壊れて以来、無しで済ませてる。
ほとんど不自由してないというダメダメぶり(爆)。

 かわええ~~

先日、妹と買い物に行ってて見付けた。「かわいい~~!」とレジに持って行くと、
「これ、かわいいですよね。今日、入荷したばかりですよ」と店員さんに言われた。
なんだかすごくトクした気分。いいことありそうでしょ(笑)?

 

こんなの作ってました、よろしければ見て下さいね。

心が追い立てる

2009-07-13 | レッスン
暑い!蒸し暑い!! ペグが回らない! ←そこかよ
今日は先生がA線のペグを回りやすいように調整してくれた。
そういう事も自分でしなきゃならないんだけど、なかなか難しくて。
いちど抜いた曲がってる弦を もう一度ペグに入れなおすのって至難のワザよ。
先生は「先を指で引っ張れば真っ直ぐになりますよ」って。ならないよ!(笑)

今日は最初のスタッカートの練習の時に「目をつむって弾いてみてください」
移弦の時の肘の動きとか、弓の角度がよく分かる。
「目をつむると感覚が研ぎ澄まされて、いろんなことが分かりますよね。
見て弾くとかえって余計なことを考えるから感覚が鈍るんですよね」

サードポジションのスケールと基礎練習のときも、何度か目を閉じて弾かされた。
「目を閉じてるときの方が音程がいいですよ(笑)」
・・・・・・・・・・・・・・そうかもしれない・・・自分でもそんな気がする。
「目を閉じて弾く練習も いつもしておいてください」
「弦の古さや状態などでも音程は変わります。だから、それに応じて音程を取れる
ようにしてください。決まった所に指を置けば同じ音が鳴るわけではないんです」
「音を聞いてその度に微調整ができれば、もっと正しい音程が取れるようになります」

ゴセック“ガボット” 今日は後半部分
「重音が続くところ、もっと弓を使って全弓で。特にアップが短くなってますよ」
重音だけでなくポジション移動っていうオマケ付きなんやもん。
左手だけでアワアワしてて、右手まで気が回らんよ(笑)
「とにかく準備準備、です、右手も左手も。常に次の音のことを考えて、左手は
空中で準備、右手も移弦やスタッカート、色んな弓の動きを準備する。
そのことによって結局は落ち着いてきちんと弾けます。
準備せずに弾くと うしろから追い立てられるような
落ち着かない弾き方になるんですよ」
まさしくそれだ!いつも見えない何かに追い立てられてるのよ。
左手も右手もすることが多くてアタフタあたふた!!
ばよりんだけでなくて、いちんちじゅう、何かに追い立てられてアタフタせわしなくて
でもいったい私は何に追い立てられてるんだろう・・・って・・・
胸に手をあてて考えてみた(爆)

追い立ててるのは私自身。私の心なんだ・・・泣きたいくらいに追い立てて・・・
あんなこと、こんなこと、他人から見たらすっごくつまんない馬鹿げた事で自分を
追い詰めてる。
アタフタ走り回ってるのも自分の心。
だからいつも落ち着かない(見た目はダラダラしてんだけどさ)。
こんな私が落ち着くことなんて一生無理なんだろうな・・・

クロネコ

2009-07-07 | あれこれ
今日は弓の毛替えに行って来ました。
急に思い立ったもんで、すごい慌てて工房に電話してバタバタ出掛けた。



楽器ケースごとあずけて、どうせここまで出てきたんだから、と買い物へ
帰り道にまた工房に寄って楽器をピックアップ。駒の調整などもしてくれてた。
そして職人さんが
「この肩当ての脚のゴム、傷んでるから替えましょうか?いますぐ出来ますから。
無料でしますよ」
ええ?いいの? だって、純正品を買ったら1本200円くらいして、それを4本
買って自分で替えなきゃいけないんだよね?
「こういうシリコンのチューブがありましてね、東急ハンズに売ってるんですけど
それを切ってはめるだけなんで材料費もほとんどかからんし、手間賃くらい
取ってくれって皆さん言われるけど、5分で出来るしねえ・・・」
でも自分で替えたらすごい大変だと思うんだけど・・・
「そうそう、自分で替えようとしたら1時間かかっても出来んかった、て言われる
お客さんがおられましたよ。ボクは慣れてるからすぐ出来ますけど」

オマケに・・・
「使われてる松脂、ちょっと弦にまとわり付きやすい物なんですよ。あまり良くは
ないので、他のを差し上げますから」
と、“黒猫”を出して来られた。
何度も何度も、お金は払いますから!と言ったんだけど、
「いいんですよ、楽器を大事に使って下さってるから嬉しいですし。楽器を買われた
時に、松脂も付けておけば良かったですね」
と言われて、結局は毛替えの代金だけしか払わなかった・・・
ホントに“職人魂”というか、良い物を作って大切に使ってもらえることこそが
喜び、という方なんですね・・・

私の弓は半月リングの部分がすごく薄くて、ちょっと波打ってるんだけど、
金なので柔らかくてウッカリ叩いて直したり出来ないらしい。
秋にクレモナに行くときに弓の作者さん本人に会えると思うから、どうしたら
いいか聞いてくる、と言われてた。
最後に「また楽器を見せに来てくださいね」
よそに出した自分の子供のような感覚なのでしょうね。

昨日のレッスン日記、書いてないですね・・・
また書きます・・・書くと思う・・・書けるといいな・・・