マキノ病院小児科ブログ

小児科からのお知らせです

B型肝炎ワクチン

2010年04月06日 | ワクチン その他
ご存知ない方が多いかと思いますが、B型肝炎予防のためのワクチンがあります。

「B型肝炎ウィルス」
その名の通り、肝炎を起こすウィルスです。
慢性肝炎になると肝細胞癌や肝硬変を発症することがあります。

血液や血液成分を介して感染します。
母親がB型肝炎ウィルスを持っている場合は母子感染が起こります。
母子感染予防に出生後から免疫グロブリンとワクチンの投与が行われます。

医療関係者も針刺しなどで感染の可能性があります。
自分も何度か接種したことがあります。

性的接触が感染源と推定されるケースも多く、今後性感染症としての対策が必要になるかと思われます。

任意接種ですので、希望があればいつでも接種は可能です。
海外では定期接種として乳児期から接種が行われています。

わが子たちには今は接種は考えていません。
大きくなったら接種することになるかと思います。



(追記)

このところの世の中の流れとしては、
B型肝炎ワクチンは積極的に接種していこう!という方向になっています。

B型肝炎ワクチン
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