ハイレベル戦場に行ってみた！

　レベル25以上のキャラクターしか入れないハイレベル戦場「エイゼン東裂陸」に参戦してきました！

　戦場は、レベル10以下のキャラクターしか入れない「ビギナー戦場」と、すべてのキャラクターが参加可能な「通常戦場」とに分かれていますが、この「ハイレベル戦場」は、おととい12月28日のメンテナンスで初めて実装されたものです。「（プレイヤーランクが10未満で）レベル25のキャラクターが作れないから参加できないよー」という方も、「戦場こわいよー」という戦場未経験の方にも、参加した雰囲気を味わってもらえるように、ちょっとしたレポートを書いておこうと思います。


　初のハイレベル戦場「エイゼン東裂陸」
　・12月28日（金曜日）19:00-23:00開催。
　・参加人数は各勢力50名まで。
　・オベリスクと土地レベルが通常戦場よりも高い。
　・クリスタルとpq報酬が通常戦場より多い。
　・戦場ルール、参加方法は通常戦場と同じ。



　（たぶん、通常の戦場と同じですが）限定50名までということなので、ドキドキしながら待機。19:00になった瞬間に参戦しました。結果的には、水属性だけ満員になるのが遅かったようで、1時間後くらいまで途中からの参戦ができたようでした。

　これまでになく、多くの方々が一気に参戦したものですから、「よろしくですー」といった挨拶が、かなりの量、マップチャットに流れます。参加できるプレイヤーランクが限られていることもあり、個人ランキングでもよく目にする、いつも一緒に戦っている方たちばかりです。



　まず、本拠地目前のオベリスク（攻略対象の「塔」）や土地を調べてびっくり。いきなりレベル3です。ビギナー戦場・通常戦場ではレベル1～3のものしかないのですが、ここではすべて3～5レベルになっています。それにともなって、オベリスクHP（耐久力）も高く設定、特にレベル5を攻略するには最低20人の攻撃が必要という規模です。「これを敵勢力に取られて防衛隊なんて配置されたら、落とす（攻略する）のに、かなり人数がいりそうだ」と誰かのつぶやきが流れます。

　ライバルに取られまいと、全勢力がレベル5オベリスクのある中央を目指します。先に、高レベルのオベリスクを陣取ることでクリスタル回収量を確保、一気に勝利を目指す構えです。しかし、多数のアクセスが影響したのか、ラグ（遅延）が発生。いつまでたっても戦闘が終わらなかったり、画面が真っ暗で戦闘が始められず「今どうなってます？」というような書き込みも見受けられるように。

　それでもなんとか攻略を進め、いったん中央付近を手にしたぼくら水勢力ですが、直後に左方向から攻めてきた火勢力と交戦。ここから、終戦まで続く、火勢力との激戦が始まります。参戦している人数の差か、じりじりと押される水。陣取った中央部を放棄して、守りやすい陣形に置かれている後ろの方のオベリスクまでいったん撤退します。しかし、火の猛攻は止まりません。



　ライバル勢力と接しないように陣地を広げる風と土勢力。ずっと火と戦ってきた水の戦況は、芳しくありません。反撃か、耐えてBP（戦場行動力）の回復か。全体の状況を読めるような人材が集まりすぎた感もあり、分かれる意見。流れていくマップチャット。しかしその間にも、火にどんどん侵略されていきます。

　どれくらい絶望的な状況だったかというと、「もう戦場はあきらめて、残りの1時間は今後のための会議をするか」といった発言が飛び出したくらいです。それでもあきらめず、試行錯誤を繰り返しながら、一矢報いるべく反撃。

　しかし奮闘及ばす、結果は最下位の4位。
　報酬もそんなに多くはありませんでしたが、ぼくらのギルドから参戦した全員が、何らかの個別ランキングに入り、いくつかの栄誉勲章を手にしました。


　初のハイレベル戦場は、「正式サービスが開始されたのに、まだβテストをやらされている気分」という感想も出ました。けれども、濃密な話し合いがもたれ、意見が分かれたときのまとめ方や、敵オベリスクに侵攻するための土地返しのタイミングなど、今後の課題も確認できました。まだ粗削りな感もありますが、参加できたことはいい経験になったと思います。

　昨日になって、年始1月1日から3日にかけて、一日一回開かれることが発表されました。これにもぜひ、参戦したいと思います。ギルドメンバーや、水勢力のあの方々と、再び共闘できることを願って。