さだ・とし信州温泉紀行

続編;茨城パートⅡ

西芳寺 「苔寺」

2022-09-07 20:34:52 | 閑話休題







西芳寺
京都市西部に位置する臨済宗の寺院、境内を120余種の苔が覆っていることから、「苔寺」とも呼ばれている。
◇西芳寺の歴史
奈良時代、聖武天皇の詔により、行基菩薩が畿内四十九院の法相宗の寺として開山しました。開山前の飛鳥時代、西芳寺があった土地には聖徳太子の別荘があったといわれている。平安時代には弘法大師(空海)が一時、鎌倉時代初期には法然上人が法相宗から浄土宗へ改宗。兵乱による荒廃の後、暦応2年(1339年)に当時の禅僧であり作庭の名手でもあった夢窓國師が臨済宗に改宗、禅寺として再興した。足利義満や義政をはじめ、西芳寺を訪れて坐禅に励んだ者も多い。
35,000平方メートルに達する庭園は、平成6年(1994年)にはUNESCOの世界文化遺産「古都京都の文化財」の1つにも登録された。
日本の多くの禅寺は、禅宗の伝来・隆盛と機を同じくして、鎌倉時代に開山されたが、西芳寺の開山は奈良時代の天平3年(731)と伝えられており、1,200年を超える長い歴史を有している。この歴史の長さは、宗派を変えながらも、その時代時代に根付き、人々を魅了してきた。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大室城跡解説看板除幕式 | トップ | 京都の夏 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

閑話休題」カテゴリの最新記事