レイクの森に、カミナリが落ちて、中が空洞になった杉の倒木に着目。フウロウの巣箱づくりを開始。
12月下旬には完成、年内に設置する予定。
フクロウは阿見地域では、平成23~24年度阿見町自然環境調査の結果、7箇所で確認、3~4つがい程度の生息が推測されている。近年、雑木林の荒廃と激減、老大木の減少により、生息環境が少なくなった。
◇巣箱
巣箱の高さ 80CM
底面から穴までの高さ 60CM
巣箱の直径 42~47CM
内寸の直径 22~30CM
穴の寸法 H=15CM、W=12CM
重量 30Kg
◇フクロウってどんな鳥?
フクロウはタカなどと同じ猛禽類、夜行性なので夜に活動するための工夫がいっぱいある。。たとえば羽がすごく柔らかくてしなやかなのは、静かな夜に羽ばたいても音がしないようにして獲物に気付かれないため。
フクロウの顔が丸くて平たい形をしているのも、音を頼りにエサを捕まえるため。顔全体でパラボラアンテナのように音をキャッチして耳に送っている。もちろん目も良くて、感度は人間の100倍くらいあると言われいる。
繁殖期(冬~春)には、夜間、「ホーコー、ゴロスケホーコー」という鳴き声から識別できる。
◇生態系の中でフクロウはどんな立ち位置か?
フクロウは生態系の食物連鎖の頂点にいる鳥。良好な環境の指標種として位置づけられている。。