風の宮殿(ハワ・マハル、Hawa Mahal)
1799年に建てられたジャイプルのシンボル的な建物。当時、イスラムの影響を受け、外を歩くことができなかった宮廷の貴婦人達が、宮殿から続く細いトンネルを通って風の宮殿に来ては、世間の目に触れることなく街路で繰り広げられる祭やパレードを眺めていたと伝えられている。
正面から見ると幅広く、大きく感じられるが、厚みのない屏風のような建物となっている。沢山の窓と美しい透かし彫りを施してテラスの風の吹き抜けが良いことから、「風の宮殿」と名付けられている。街のピンク色は、「Welcom」を意味している。