さだ・とし信州温泉紀行

続編;茨城パートⅡ

タージ・マハル(アグラ/世界文化遺産)

2012-12-26 17:09:01 | 海外旅行












タージ・マハル(1983年登録、世界文化遺産)
大理石で作られているイスラム建築の傑作。
ムガール帝国最盛期の五代目皇帝・シャー・ジャハーンが、亡き妻・ムムターズ・マハルのために造ったお墓。皇帝を妻をこよなく愛し、二人の間に14人もの子供をもうけ、戦場に妻を同伴したというエピソードがある。1631年妻が亡くなると、シャー・ジャハーンは17年の歳月と2万人の職人、帝国の財力をつぎ込み完成した。
「タージ・マハル」という呼び名は、「ムムターズ・マハル」がなまったもの。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファーテープル・シークリー(アグラ市/世界文化遺産)

2012-12-26 16:29:38 | 海外旅行

























ファテーフプル・シークリー(1986年登録、世界文化遺産)
ファテーフプル・シークリー(「勝利の都」という意味)は、第3代皇帝アクバルによって建設された都市遺跡である。
世継ぎに恵まれずに悩んでいた皇帝アクバルが、この地に住むイスラム教の聖者を訪ねて祈願してもらったところ、男児(後の第4代皇帝ジャハーンギール)が誕生した。それに大喜びした皇帝がこの地に新たな都を造り、アグラから遷都した。約5年の歳月をかけて建設されたこの都は、3km x 1.5kmの広大な土地を城壁で囲み、その中央の丘の上に宮廷やモスクを赤砂岩で築いた壮麗なものであったが、慢性的な水不足のために都として維持していくことができず、わずか14年間(1571年~1585年)使用されたのみで、捨てられてしまった。
400年以上も廃墟のままであったことが信じられないほど、いまでも宮殿群のたたずまいが美しくて堂々としている。(アクバルは、アグラの暑さがいやになり、ここに都を移したという説もある)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アグラ城塞(アグラ市/世界文化遺産)

2012-12-26 16:05:06 | 海外旅行








アグラ城塞(1983年登録、世界文化遺産)
16世紀から19世紀にかけて約300年間、インドを支配したムガール帝国の栄光と権力を象徴する赤砂岩の城壁にぐるりと囲まれた城塞。(城壁の全長25Km、高さ20m)
ムガール帝国の歴代皇帝の中でただ一人「大帝」と呼ばれた第三代皇帝のアクバルによって、1565年建設が開始され第五代シャー・ジャハーン帝などによって建設が続けられ、8年かけて完成した。(アクバルは、南端を除く、ほぼ全域を平定した皇帝)

□ シャ・ジャハーンが、息子に皇帝の座を奪われ、七年間、この城に幽閉され、妻のために作ったタージ・マハルを日夜、眺めていたとのこと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする