さだ・とし信州温泉紀行

続編;茨城パートⅡ

山形県、かみのやま温泉

2012-11-06 11:13:43 | 温泉紹介
かみのやま温泉「月岡ホテル」にて、露天風呂と昼食
住所:山形県上山市新湯1丁目
かみのやま温泉は、長禄2年(1458)、肥前の国(現在の佐賀県)の月秀という旅の僧が、湧く湯に一羽の鶴が脛を浸し、傷が癒えて飛び去る姿を見かけ、温泉を発見したのがはじまりといわれている。「鶴の休み石」は、その鶴が休んだ石だとか。
○泉質 ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉(含石膏ー食塩泉)(低張性弱アルカリ性高温泉)
○効能 美肌、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、婦人病、冷え性、動脈硬化症、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、くじき、慢性消化器病、病後回復期、疲労回復、健康増進など
○泉温 66.2℃






上山城
16世紀半ばに築かれた上山城(かみのやまじょう)は「羽州の名城」といわれている。最上氏最南端の城塞であり、伊達氏、上杉氏との攻防が繰り広げられた歴史をもつ。
江戸時代、上山藩の藩庁が置かれていた。幕府の命令により取り壊されたが、昭和57年に再建。三層四階の最上階からは、雄大な蔵王連峰や上山の幕政時代の武家屋敷や間口の狭い商家など、街並が一望できる。








上山城下の武家屋敷

「松風(まつかぜ)の
   つたふる音を
     聞(き)きしかど
     その源(みなもと)は
           いづこなるべき」 斉藤茂吉の歌碑より
意訳:松に吹く風の音が木々を次々と渡ってくるのを聞いたけれども、その余韻深い元はいったいどこなのだろう。
経緯;斉藤茂吉が郷里の上山で、疎開生活を送り、終戦直後の昭和20年にこの歌を詠んだ。
 






コメント
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