7月8日(土)
タイトル通り、日本三大急登の一つ、谷川岳の西黒尾根に挑戦してみた。
当初は、北アの蝶ヶ岳~常念岳のテント泊縦走を考えてみたが、日曜の天候が早めに崩れ穂高連峰の絶景は望めそうもないため、出発直前に西黒尾根の日帰り登山に変更したのだ。
僕は谷川岳は冬季のノーマルルート(天神尾根)しか登ったことがない。
谷川岳=雪山登山のイメージだが、この山には「日本三大急登」の一つ、西黒尾根がある。
まだ膝に全幅の信頼がおけないので、こういうハードなルートをこなすことで、膝への信頼感と山勘を取り戻すしかないのだ。
6:50 谷川岳ベースプラザを出発。
西黒尾根の入り口です。この先どんな過酷な登りが続くのか、ちょっとドキドキです。
最初は樹林帯の中を進みます。
緑が綺麗で気持ち良いのだが、それなりの登りが続くので大汗が噴き出します。
樹林帯の中は風が抜けないので、まるで蒸し風呂の中で登山してるようなもの。
暑~い!
大汗掻きつつ樹林帯を抜け、ラクダの背に到着。
ここから頂上までは、爽快な風に吹かれ、谷川岳の絶景を眺めながら岩稜の登りを楽しみましょう!
な~んて思ってたら、ちょっと様子が変。
樹林帯を抜けたというのに風がまったく吹いてない。。。
木が無いので日影もまったくないし。。。
快晴・無風・炎天下の中で、日本三大急登を登れってか!?
ちょっと、山の選択間違えたかも。。。
左手に一般ルートの天神尾根が見えてます。
向こうは登山者多いんだろうけど、樹林帯が長いので日影があるだけましかな。
こんな感じの岩場が続きますが、クライミング経験者ならなんら難しくありません。
所々鎖が設置してあるけど、鎖を掴むレベルのハイカーだとちょっと手こずるかも。
ホールドとスタンスは沢山あるので、三点支持で確実に登れば問題ありません。
これから登る西黒尾根の全貌が見えてきた。
あのテッペンが谷川岳山頂、トマノ耳とオキノ耳。
いいねぇ。
登山者もパラパラ居ますが、とにかく暑い!
雲一つない炎天下の岩稜、日影がまったくないので、休んでたって暑い!
2000m級の山なのに、なんで無風なのよ!
ホールドの岩も熱いし!
暑い! 暑いよ~!
先も長いぞ~!
久々に、バテルという感覚が忍び寄ってくる。
根性で乗り切るべ!
これぞ「The 登山」じゃぁ~
水は2リットル背負って来てるので、先の行程を考えながら補給する。
だいぶ高度が上がって来て、すぐ傍には残雪があるんですけど~
こんなに暑いのに、なんで雪があるんでしょう・・・?
あそこに寝転がったら気持ちよさそうだけど、引き込まれないように意識をしっかり持って!(笑)
振り向くと、登ってきた尾根筋。
なかなか良い眺めですね。
右を見ればオキノ耳に突き上げる東尾根の稜線。
向こうはロープが必要です。
ざんげ岩に到着。
ここまでくれば、山頂まであと少しです。
雪渓の上部に、天神尾根との合流を示す鉄柱が見えた!
この雪渓を登り切れば西黒尾根の終点です。
雪を掬い取って首筋に塗り付ける。気持ちイイー!
雪渓を上り詰め、稜線上に辿り着くと、西側の雄大な主稜線がバーンと視界に広がった。
登山の醍醐味だね!
山頂直下で天神尾根ルートと合流すると、一気に登山者の数が増えた。
多くの登山者と共に頂上へ向かう。
10:40 トマノ耳に到着!
西黒尾根 完登でーす!!
トマノ耳の山頂標柱は、写真撮りの行列が出来てる・・・
夏の谷川岳は人気の山なんですね。
僕は行列に並ぶことなく、オキノ耳に向かう。
オキノ耳も人多いし・・・
お約束のオキノ耳から先ほどのトマノ耳を見る。
左下に続くのが、今日登ってきた西黒尾根。
その奥に見える草原(天神平スキー場)に続くのが天神尾根ルートです。
肩の小屋まで降りて昼食。
冬期に来たときは、雪と氷の世界だったのに、えらい違いだなぁ。
おにぎり食べてたらそよ風が吹いてきて、人心地付けました。
目の前の高山植物が、何とも言えず綺麗だ。
さて、今日の大仕事は終わりました。
下山は、一般ルートの天神尾根を下ります。
人気ルートゆえ登山者が続々と登ってきます。
暑いけど、皆さん頑張ってくださーい!
13:10 天神平に無事到着。
あとはロープウェーで一気にベースプラザに下りました。
ロープウェーの窓からは、今日登った西黒尾根の稜線がずっと見えてた。
久々に手応えのある登りを味わいました。
岩の感触もちょっと楽しかったな。
バテそうでも頑張って登るっていう、山の基本のような根性登山も、たまにゃぁ良いもんだね。
湯檜曽で温泉に浸かって、汗を流し、疲れた体を労わった。
夏の温泉てのもさっぱりして、なかなか良いもんですね。
急登で有名な西黒尾根を無事登れ、膝への信頼感もグッと増したかな。
なかなか良い登山になりました。
タイトル通り、日本三大急登の一つ、谷川岳の西黒尾根に挑戦してみた。
当初は、北アの蝶ヶ岳~常念岳のテント泊縦走を考えてみたが、日曜の天候が早めに崩れ穂高連峰の絶景は望めそうもないため、出発直前に西黒尾根の日帰り登山に変更したのだ。
僕は谷川岳は冬季のノーマルルート(天神尾根)しか登ったことがない。
谷川岳=雪山登山のイメージだが、この山には「日本三大急登」の一つ、西黒尾根がある。
まだ膝に全幅の信頼がおけないので、こういうハードなルートをこなすことで、膝への信頼感と山勘を取り戻すしかないのだ。
6:50 谷川岳ベースプラザを出発。
西黒尾根の入り口です。この先どんな過酷な登りが続くのか、ちょっとドキドキです。
最初は樹林帯の中を進みます。
緑が綺麗で気持ち良いのだが、それなりの登りが続くので大汗が噴き出します。
樹林帯の中は風が抜けないので、まるで蒸し風呂の中で登山してるようなもの。
暑~い!
大汗掻きつつ樹林帯を抜け、ラクダの背に到着。
ここから頂上までは、爽快な風に吹かれ、谷川岳の絶景を眺めながら岩稜の登りを楽しみましょう!
な~んて思ってたら、ちょっと様子が変。
樹林帯を抜けたというのに風がまったく吹いてない。。。
木が無いので日影もまったくないし。。。
快晴・無風・炎天下の中で、日本三大急登を登れってか!?
ちょっと、山の選択間違えたかも。。。
左手に一般ルートの天神尾根が見えてます。
向こうは登山者多いんだろうけど、樹林帯が長いので日影があるだけましかな。
こんな感じの岩場が続きますが、クライミング経験者ならなんら難しくありません。
所々鎖が設置してあるけど、鎖を掴むレベルのハイカーだとちょっと手こずるかも。
ホールドとスタンスは沢山あるので、三点支持で確実に登れば問題ありません。
これから登る西黒尾根の全貌が見えてきた。
あのテッペンが谷川岳山頂、トマノ耳とオキノ耳。
いいねぇ。
登山者もパラパラ居ますが、とにかく暑い!
雲一つない炎天下の岩稜、日影がまったくないので、休んでたって暑い!
2000m級の山なのに、なんで無風なのよ!
ホールドの岩も熱いし!
暑い! 暑いよ~!
先も長いぞ~!
久々に、バテルという感覚が忍び寄ってくる。
根性で乗り切るべ!
これぞ「The 登山」じゃぁ~
水は2リットル背負って来てるので、先の行程を考えながら補給する。
だいぶ高度が上がって来て、すぐ傍には残雪があるんですけど~
こんなに暑いのに、なんで雪があるんでしょう・・・?
あそこに寝転がったら気持ちよさそうだけど、引き込まれないように意識をしっかり持って!(笑)
振り向くと、登ってきた尾根筋。
なかなか良い眺めですね。
右を見ればオキノ耳に突き上げる東尾根の稜線。
向こうはロープが必要です。
ざんげ岩に到着。
ここまでくれば、山頂まであと少しです。
雪渓の上部に、天神尾根との合流を示す鉄柱が見えた!
この雪渓を登り切れば西黒尾根の終点です。
雪を掬い取って首筋に塗り付ける。気持ちイイー!
雪渓を上り詰め、稜線上に辿り着くと、西側の雄大な主稜線がバーンと視界に広がった。
登山の醍醐味だね!
山頂直下で天神尾根ルートと合流すると、一気に登山者の数が増えた。
多くの登山者と共に頂上へ向かう。
10:40 トマノ耳に到着!
西黒尾根 完登でーす!!
トマノ耳の山頂標柱は、写真撮りの行列が出来てる・・・
夏の谷川岳は人気の山なんですね。
僕は行列に並ぶことなく、オキノ耳に向かう。
オキノ耳も人多いし・・・
お約束のオキノ耳から先ほどのトマノ耳を見る。
左下に続くのが、今日登ってきた西黒尾根。
その奥に見える草原(天神平スキー場)に続くのが天神尾根ルートです。
肩の小屋まで降りて昼食。
冬期に来たときは、雪と氷の世界だったのに、えらい違いだなぁ。
おにぎり食べてたらそよ風が吹いてきて、人心地付けました。
目の前の高山植物が、何とも言えず綺麗だ。
さて、今日の大仕事は終わりました。
下山は、一般ルートの天神尾根を下ります。
人気ルートゆえ登山者が続々と登ってきます。
暑いけど、皆さん頑張ってくださーい!
13:10 天神平に無事到着。
あとはロープウェーで一気にベースプラザに下りました。
ロープウェーの窓からは、今日登った西黒尾根の稜線がずっと見えてた。
久々に手応えのある登りを味わいました。
岩の感触もちょっと楽しかったな。
バテそうでも頑張って登るっていう、山の基本のような根性登山も、たまにゃぁ良いもんだね。
湯檜曽で温泉に浸かって、汗を流し、疲れた体を労わった。
夏の温泉てのもさっぱりして、なかなか良いもんですね。
急登で有名な西黒尾根を無事登れ、膝への信頼感もグッと増したかな。
なかなか良い登山になりました。