死刑執行に思う

どこまで美しい国は、国民を震撼させるのだろうか？
平成の時代に大きな犠牲と混乱をもたらしたオウム真理教事件。
7月6日に教団トップら7人の死刑が執行された。

一連の刑事裁判の終結から約半年。
メディアは、なぜこのタイミングだったのか、なぜ大量執行だったのかとする。
戦後最大規模の死刑執行は世界に衝撃を与え、非人道的との批判も噴出。

記者会見した法務大臣は、こんな調子。
執行時期や13人の死刑囚のうち7人を選んだ理由は明かさなかった。
振り返ればオウム事件は、平成を象徴する事件。
だから平成のうちに終わらせるべきだ、との法務省のある幹部は言ったとか。

そうか、2019年には天皇の退位で元号が変わり・・・。
新天皇の即位に伴う皇室の慶事も目白押し。
2020年には東京五輪の開催もある・・・。

刑の執行後は、信徒による報復の可能性も想定されテロ対策が必要。
そんな諸般の事情から、執行の順番も慎重に検討されたようだ。
今後は、関連団体の報復行為や後追い自殺も警戒中なんだって？

死刑執行の11時間前、そして全国で大雨警報が発令されている中で・・・。
法務大臣は、安倍親分たちと懇親会。
「自民亭」という月1回の自民党の幹部若手の飲み会に出席。

自民党議員が、その模様をツイート。
こんな時期に、そんな余裕のある写真までFacebookに登場させるとは・・・。
アホか！？馬鹿っじゃないのか？
美酒・美食三昧とは安倍軍団も凄い余裕だなぁ。

おまけにメディアといえば、7人の死刑執行を予告して・・・。
テレビで執行状況を順次報道する体たらく。

福島原発も手抜き対応なのに完全コントロールと大法螺をこく安倍。
美しい国は、何かが静かに狂い始めて来ているなぁ～。