愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る不正署名問題。
愛知県選挙管理委員会は15日、署名が大量に偽造された疑いがあるとして・・・。
地方自治法違反容疑で告発状を愛知県警に提出し受理された。
被疑者不詳の事件だが、県警は捜査に着手した景色。
県選管の調査によれば、提出された約43万5千人分の署名うち8割超に当たる約36万2千人分が無効と判断。
無効とされた署名の約90%は複数の人物が何人分も書いたとみられる筆跡。
おまけに約48%は選挙人名簿に登録されていない人の署名だったとか。
大勢のアルバイトが一人当たり数時間~10数時間ほど、時給950円で参加。
佐賀市内の貸会議室とか求人サイトで募集等など。
フレーズでは、組織的な動きが見え隠れだと言うじゃないか。
名古屋市の広告関連会社の下請け会社が、大手の人材派遣会社を通じて・・・。
アルバイトを募集して佐賀市内の貸会議室で書き写させていたらしい。
組織的な関与がなければ、こんな大それたことはできないだろうなぁ。
それにしても、民主主義の根幹を揺るがす大規模な不正。
もはや日本の民主主義は、米国の事を笑えないねぇ。
数10万人の個人情報を悪用した悪質・重大な事件。
そして氏名を勝手に使われた人たちからは有印私文書偽造・同行使罪の告訴状も登場だって!
リコールの不正署名は外堀を埋めつつある。
だが一番気になるのは、どうやって個人情報を入手できたのか?ということだ。
今頃になって首謀者や中心人物たちは、ビビッているんだろうなぁ。
巨悪は、容赦なく剔抉するに限るねぇ・・・。