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函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

海洋放出はダメ!

2023年07月27日 05時43分01秒 | オヤジのつぶやき

当初、東京電力は、トリチウム以外の放射能は除去済みと説明。

ところが、タンクに貯蔵の処理水の8割は、ストロンチウムやヨウ素等。

そんな危ない物が、環境に放出可能な濃度以上に含まれていた。

トリチウムを含む処理水は、2割しかないそうな。

これには、こんな理由があると言う。

2013年、ほとんどの放射性物質を除去できるといわれる・・・。

アルプス(ALPS /多核種除去設備)が導入された。

しかし、それ以前はセシウム除去装置で・・・。

セシウムだけを取り除いた高濃度の汚染水。

それがあちこちに溜まり、廃炉作業を阻んでいた。

そこで東京電力は、こんな技法を取り入れた。

放射能の濃度を基準値以下に下げることよりも・・・。

作業現場から高濃度の汚染水を、早く減らすことを優先した。

つまり、処理の質より量を取ったんだって!

その結果、高濃度・汚染水が、全体の8割にも上ることになった。

元京都大学原子炉実験所の助教である小出裕章博士は、こう語る。

汚染と呼んでいるものは、もともと東京電力福島第一発電所の原子炉。

その中にあった放射性物質であり、もちろん東京電力の所有物。

東京電力が、その所有物で人々の食べ物を汚染している。

本来、自分の所有物(放射性物質)が、どこにどれだけ拡げているか。

東京電力こそが、それを人々に知らせる責任がある・・・。

それを政治屋たちとつるんで海洋を企むとは、酷いねぇ。

やれやれ、海洋放出すら簡単ではないと言うことだ・・・。


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