「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

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暑くても和服

2017年08月07日 | 和服生活

     

昨日はオペラのガラコンサートへでかけました。
わたしのような素人には、題名も聞いたことのないオペラばかり。
バリトンの村田孝高さんを応援しているおかげて、
すこしはオペラの観賞の機会も増えたのに、情けないことです。

いつも聴きに行くコンサートは、
は理代子さんの軽妙な司会で、わかりやすい解説などもあるのですが、
このコンサートは、ちょっと違っていて、
字幕のみの情報でしたので、必死で聴きました。

「オペラの深さは限りなし」ですね。

この夏はお稽古以外にお茶関係で、正式に和服を着ていく機会がなく、
ちょっと寂しかったので、暑いことを覚悟で和服で出かけました。
着ると覚悟をしてしまえばそれほと大変ではありませんよ。

さてその着物が、なんと40年近く前にあつらえて、
ずっと箪笥の中で眠っていたものなくです。
お茶名を頂いた時に嬉しくて、記念にと、
目立たない程度に「つぼつぼ」の縫い紋を入れてあるのです。
入れては見たものの、若輩がそんな紋をと、
先輩に叱られそうで恥ずかしくて、
しばらくしまっておくことにしました。
そしてそれから何十年も、なかなか出番が回ってきませんでしたが、
もうこの年ですから、早く一度袖を通したいと思っていましたので、
思いついて、お茶会でもないのに着て出かけました。
本当に目立たないのに、気が付いた方がいて、
「この紋はなんですか」と聞かれてしまいました。
お茶名とともに許される「つぼづほ紋」は、
お茶をなさらない方には珍しい紋だとおもいますね。

夏の薄物は、汗で手入れも大変ですが、
それを心配していると、
せっかく仕立てたのに、着る機会を逸してしまいますから、
あと何度着られるかを思うと、どんどん着なくてはと思います。
それにしてもこの頃の暑さはは程度を超えていますからね。
大変でないとは言いませんが、着ることは楽しいですよ。

 

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