「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

うらやましいような引っ越し先

2012年09月18日 | 日記

家の中を歩いていて、時々足の指などを何かにぶつけたりしますよね。
そんな時「痛い」と声を出すと、痛みが少し緩和されませんか。
まあなぐさめ程度ですか。
私はそんな時「いてぇ!てやんでぇ」というとより痛みが引くような気がします。
下町育ちだからでしょうか。

さて、友人が最近引っ越しをしました。
引っ越し先は、表参道の駅から数分ということ。
そしてなんと『根津美術館』へも数分だと。
うらやましい話です。
見たい展示があると、入館料よりも高い交通費を出して、
見ている時間よりも長い時間をかけて、
「目の保養~目の保養~」と出かける私には、
まさにあこがれの場所です。
でもそんなところに住むには、それなりの条件を満たさなくてはなりませんから、
憧れるだけで、一生実現はしないのはわかっていますけれど。

そこで早速新居訪問・・いや見学と言った方がいいでしようか、
それと、「根津美術館」の展示を見ることを兼ねて出かけました。
エントランスを出て、裏通りを少し行くと美術館です。
やはりいいなあと思いました。
「展示が変わるたびに何時度も来られていいね」
というと、
「東京タワー(今だとスカイツリーというべきか)のそばにいて、
一度も展望台に上ったことがないという例もある」
と言っていましたが。
そんなものかもしれませんね。

でもまずは二人で、記念の美術館訪問をしてきました。



二階の奥の「青山荘」の「晩秋の茶事」の展示も楽しめました。
中置で、名残のしつらえで、
江戸時代の鰐口やつれ風炉と灯篭形釜が据えられていました。

まだまだ晩秋という言葉がピンとこない毎日ですが、
一月後に「名残の茶事」計画しているみなさんがいますので、
そんなことも言っていられないですね。

引っ越ししたばかりですが、どのくらいそこにいるかわからない友です。
「次はケア付き老人ホームね」と今は言っていますので、
それまでは、友の顔を見るのも楽しみに、
せっせと美術館訪問をしたいと思っています。

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