「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

半夏生

2020年07月01日 | 日記

七月に入り、薄茶のお茶碗に「ほおずき」を出しました。
聞くところによると、今年の浅草の「ほおずき市」は中止だそうですね。
そして入谷の「朝顔まつり」も。
三社祭も、隅田川の花火もみな中止。
浅草の近くで育った私には何とも淋しい話です。
それによって、このような行事で成り立っている多くのお店が、
休業や廃業を余儀なくされたり、経営難に陥っているという話を聞くと、
いたたまれない気持ちになります。

先日の稽古で、
「今年の星占いで見ると、前半はとても荒れ模様だけど、
後半は明るい兆しがみえてくるそうですよ。」と教えてくれた方が。
そんな占いにも、一縷の望みを掛けたいです。

今日から5日間は、七十二候の「半夏生」にあたりますね。
半夏生(半化粧・ハンゲショウ)の咲くこの時期、作物の根がしっかりと育つようにと、
地方によっては「たこ」を食べる習慣があるそうな。
久しぶりにた蛸の酢の物も良いかしらね。

我が家のハンゲショウも少し白く化粧を始めました。

(七月の稽古についてのお知らせを更新しました。)