「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

紅葉の季節に華やいで

2019年11月17日 | お茶三昧

秋が一番華やぐ、紅葉の季節です。
拾ってきたドングリを黄色い葉の上に載せて、
干菓子盆に添えたりして楽しんでいます。
一言、「ドングリは食べられませんよ」と。
最近は本物そっくりのお菓子がありますから要注意。

久しぶりに「紹鷗水指棚」を出してきました。
薄茶器は「甲赤」
紅葉狩りのように華やかです。
薄茶の終わりは、総荘りにして眺めてまた楽しです。

このお棚の総荘りきまりはどうだったかしらと、
あれやこれや考えた末、同じ扱いの棚を見つけてやっと落ち着きました。
荘り方も棚によって決まりがありますから、確かめなくてはなりません。
でも大体似たような棚は同じ扱いですから、
いくつかのパターンを覚えていれば大丈夫のようです。

「ありがとうございました~」
そう言って帰っていく若い方の後ろ姿。
寄付きで着替えた姿は、稽古中の姿とは全く違って。
スリムなパンツだったり、夏はミニスカートだったり、
稽古中は束ねていた髪は、はらりと解けて長いロン毛です。
稽古着姿しか見ていない方達に、どこかで出会ってもわからないかしらね。

かくいう私も、着物姿しか見せていない方には、
近所のスーパーで出会っても、
普通のおばさん( まだおばあさんではない!)でわからないかもしれませんが。