幻の果物「ポポー」を初めて口にしました。
年に二回、知人のお家に伺って、
お孫さんと、そのお友達、そして娘さんも加わって、
お茶体験をしながら楽しみます。
そして午後は、お酒も入って、大人だけの時間に。
そんな席に「実家の庭でとれたのですが」と、
目の前に現れた初めて見る果物。
ミルキーで、今までに味わったことのない味。
でも癖になりそうな味です。
とても繁殖力が旺盛で、
落ちた実の種からでも芽が出てくると聞いて、
「鉢に撒いてみます。」
と種を持ち帰ってきてしまいました。
柿の種や、枇杷の種をまいて、芽の出るのを楽しみに待っている子供と、
まったく同じだなと思いましたが。
「実まで成らすのは大変だけど、葉を楽しむことはできるかも。」
そう笑いながらも、乾かないように、丁寧に包んでくれましたけど。
庭には、こんなかわいい実も見つけました。
「 吊 花 」
「 エゴノキ 」
柿の木にも実が一つ成っていました。
都会の住処に、ご主人のこだわりで実現した、山野の庭。
秋の風情がそこここに見られて、
会話も、酌み交わすお酒も、心に沁みるようでした。