「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

30年ぶりの静嘉堂文庫

2016年02月03日 | お茶三昧




30年ぶりに「静嘉堂文庫美術館」へ行ってきました。
新しい美術館が建ち、古い建物が保存されていました。

ガラス越しに庭を見ると、梅がきれいに咲いていて。
時間がなくて残念ながら、ゆっくりと庭巡りはできませんでした。
次の機会にはぜひ歩いてみたいお庭ですよ。

稲葉天目は、去年の暮れの展示では自然光の中で見られたそうですが、
今回そこに陣取っていたのは仁清の「色絵吉野山図茶壺」でした。
この壷も銘品ですから、明るい自然光で見られたのは嬉しいのですが。
天目茶碗が見たかったなあと。
「稲葉天目」も奥でちゃんと再会できましたのでご安心ください。

「付藻茄子」と「松本茄子」の唐物茶入れも。
やはりもう少し明るい所で見られたらと思いますね。
でも、国宝や重要文化財ですからね。
そう日の元にさらすわけにはいかないでしょう。
ガラスにへばりつくようにして見られるだけでも、
十分幸せというものです。

茶道具と煎茶道具が今回のテーです。
煎茶のお点前についてはよくわからないのですが、
道具はとても楽しく、可愛らしい中にも見ごたえのあるものだと思いました。
説明を読んで知らなかったこともわかると、興味も沸きますね。

終わって・・やはり美術館のハシゴは少し疲れました。

さて明けて今日は節分です。






お茶会前なのでも皆さんも稽古に気合が入っていましたが、
少し気持ちはリラックスしていただこうと、
節分の雰囲気ををちょっとだけ楽しみました。
お昼には恵方巻が届きました。
「南南東」を向いていただきました。
これで福が来ますように。




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